松沢病院の医療観察法病棟開棟式に出席しました。
「医療観察法」(「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」)は2003年に成立し、2005年7月15日から施行されました。
同法は、心神喪失又は心神耗弱の状態(精神障害のために善悪の区別がつかないなど、刑事責任を問えない状態)で、重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害)を行った人に対して、適切な医療を提供し、社会復帰を促進することを目的としています。
全国の指定入院医療機関の整備状況は、平成22年2月1日現在で、国関係13箇所、都道府県関係5箇所が整備されており、松沢病院は19箇所目となります。
松沢病院の医療観察法病棟は3月1日から運営が開始されます。病床は予備を含み33床です。