会派で、地球温暖化の影響を調査するため、北海道紋別に視察に行きました。
写真は紋別市のオホーツクとっかりセンターです。「とっかり」とは、アイヌ語でアザラシのことです。ここは日本唯一の海獣専門の保護施設で、アザラシが保護されています。
保護されたアザラシは、治療と野生に戻る訓練を経て、海に返されます。
もんべつ流氷祭りの会場です。偶然翌日が開催日で、準備の真っ只中でした。陸上自衛隊第2師団第25普通科連隊の方々が、天然氷を積み上げて「ザ・ウインザーホテル洞爺」を作っています。
流氷砕氷船「ガリンコ号」に乗って、オホーツク海に出発です。
流氷で覆われた白い海原を進んでいきます。
「がりがり」と進むことを予想していたのですが、「しゃりしゃり」という感じで、予想以上に流氷は薄くもろく、地球温暖化の影響が伺えました。
オホーツク流氷科学センターで見た、オホーツク海を厚い氷で閉ざしてしまう過去の流氷の様子と比べると、その違いに驚かされます。