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2014/01/28 3:45
《グランドキャニオン、新旧の地形が結合して形成か 米研究》 壮大な峡谷は、形成のされ方も壮大ですね。 以下、記事抜粋。 — 米アリゾナ(Arizona)州のグランドキャニオン(Grand Canyon)は、地質学的に見ると500万年~600万年前に形成された「若い」地形だが、その一部の起源は7000万年前にまでさかのぼるかもしれないとの研究論文が26日、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」に発表された。 ニューメキシコ大のカールストルム氏は、「この研究を通じて、一部峡谷の年代は古いが、古い年代の古峡谷の中を通って流れるコロラド川の浸食作用が500万年~600万年前に始まり、それによって峡谷が一体化してグランドキャニオンが形成されたとの結論に達した」と述べている。
2014/01/28 3:28
《古代の欧州人は「浅黒い肌に青い瞳」だった、DNA解析で判明》 欧州人は、約5000年前の中石器時代まで「浅黒い肌に青い瞳」で、それ以降の新石器時代に白い肌になったそうです。 以下、記事抜粋。 — 約7000年前にスペインに住んでいた狩猟採集民のDNAは、欧州人が従来考えられていたよりはるかに最近まで浅黒い肌をしていたことを示唆しているとの調査報告が26日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 スペインの進化生物学研究所(Institute of Evolutionary Biology)などの研究チームが発表した論文によると、スペインにある深い洞窟系で発掘された「ラブラナ1(La Brana 1)」と呼ばれる古代の男性の骨格の歯から採取した遺伝物質を調べたところ、浅黒い肌に青い瞳という珍しいな組み合わせが明らかになったという。 ラブラナ1が生きていた、1万年から5000年前の中石器時代の欧州人は、その高い緯度から紫外線レベルが低く、すでに白い肌をしていたと考えられていた。 「これまで、欧州地域では白い肌の色がかなり早期に、後期旧石器時代には進化していたと考えられていたが、これは明らかに事実と異なる」 「この個体は、色素沈着遺伝子にアフリカ系の変異を持っていた」 後期旧石器時代は今から5万年前~1万年前までで、その後の中石器時代は約5000年前まで続いた。以降、欧州では新石器時代に入る。 今回の研究をみる限り、肌の白い欧州人は、以前考えられていたより「かなり後」に、おそらく新石器時代になってからようやく現れたとラルエサフォックス氏はみている。古代の狩猟採集民は新石器時代に農耕民になった。 こうした生活様式の変化で食生活が変わり、ビタミンDの摂取量が減少したことも関係しているかもしれないと同氏は指摘する。 天然のビタミンDが欠乏すると、人間の皮膚は太陽光線に当たることで自らビタミンDを作り出すことができる。浅黒い肌では白い肌より合成する量がかなり少ないため、このことが白い肌に変化するための進化の誘因となったとされる。
2014/01/28 3:07
《中国の地方政府、監査報告書で債務の詳細を初めて公表》 もちろん、内容の信憑性を疑わなければなりません。 以下、記事。 — 中国の31ある地方政府のうち30が、合計3兆ドルの公的債務の詳細を示した監査報告書を初めて公表した。透明性を高め、投資家の懸念を和らげることが狙いとみられる。 報告書によると、経済が発展している東部地域の省が最も高水準の債務を抱える一方で、地域の総生産に占める債務の比率が79%となっている南西部の貴州省など、貧しい地域の債務返済はより困難になっている。 また、地方政府のほとんどは債務の大半を期限前に返済しているが、内モンゴル自治区を含む少数の政府は延滞している。 中国経済にとって大きなリスクとされている地方債務については、十分に情報が公表されていないとの批判が専門家の一部で高まっていた。 30の地方政府の中で最も債務残高が高水準なのは江蘇省、広東省と四川省。江蘇省の債務は国内最大の1兆5000億元に膨らんでいる。チベットは唯一、監査報告書を公表していない。 債務の対域内総生産比率では、貴州省、重慶市、雲南省が他を上回った。 債務の年間歳入に占める割合では北京政府が100%と、国内で最高水準となった。 モンゴル自治区の未返済の債務は全体の28%となっている。甘粛省、山東省、山西省と江西省も未返済債務の比率が全体の8─10%を占めていると公表した。
2014/01/28 2:05
《貿易赤字:過去最大11兆円 円安で燃料費膨張…13年》 貿易赤字の定着は不味いです。今は貿易赤字を所得収支の黒字でカバーできていますが。 以下、記事抜粋。 — 財務省が27日発表した2013年の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が11兆4745億円の赤字となった。統計が比較可能な1979年以降、暦年ベースの赤字額は12年の6兆9410億円(確定値)を上回って過去最大となり、初めて10兆円の大台を超えた。原発停止に伴い火力発電用燃料の輸入量が高止まりする中、円安で円換算の輸入額が膨張。一方で輸出は伸び悩んだ。1〜12月すべての月で赤字を計上したのも初めてで、貿易赤字の定着を裏付けた。 東日本大震災後は火力発電燃料の輸入が増えて赤字に転落。暦年ベースの貿易赤字は3年連続となり、第2次石油危機の原油高で赤字になった79、80年の2年連続を超えた。 貿易赤字が膨らんだ主因は円安だ。13年の平均為替レートは1ドル=96.91円となり、12年の1ドル=79.55円から21.8%下落。円安が進むと、ドル建てで輸入される原油や天然ガスの円換算の価格が膨らむ。このため原油の輸入量が前年比0.6%減ったものの、輸入額は16.3%増加。液化天然ガス(LNG)も輸入量が同0.2%の微増だったが、額は17.5%膨らんだ。輸入額全体の3割強を占める鉱物性燃料は同13.9%増え、輸入の総額は同15.0%増の81兆2622億円で過去最大を更新した。 SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「貿易赤字自体は長期化する可能性がある。原発停止による燃料輸入の増加が年4兆円程度に上る一方、円安や海外経済回復の割に輸出が増えにくくなっている可能性がある」と指摘している。