カテゴリ:区議会での質疑
中野区議会建設委員会
吉田 委員 今、酒井委員のほうから意見の取り下げということでありましたので、それを了解いたしますけれども、ぜひ理事者におかれては、このまま一回付されて私も検討させていただいた意見を取り下げるようになりましたけど、これまでの質疑の内容を見て、区役所の側の説明が相矛盾する内容の説明があったりした。最終的な説明には納得ができるとしても、途中の段階で非常に議会に対してきちんとした説明がなされなかった結果、非常に質疑の内容が混乱したということは重く受け止めてもらって、ずっと区長も言っている透明性とか公開性とか、それは区長の方針が明言されるされないに関わらず、常に民主主義の議会において、二元代表制において、役所というところはきちんと議会にそういう資料の提出の仕方、説明の仕方をしなければいけないということを改めて、今後こういうことが起きないようにきちんとした説明をしていただきたい、このように要望しますけれども、もし見解があれば頂きたい。 豊川 まちづくり推進部長 議会の皆様方への御説明につきましては、十分に説明を尽くして、十分御理解いただけるように努めたいと思います。
中野区自転車等駐車対策協議会の答申について(交通政策課)
所管事項の報告 3 中野区自転車等駐車対策協議会の答申について(交通政策課) 吉田 委員 私からも、今回の計画、長い名前ですけど、この計画、答申、本当にいいものをつくっていただいたなと、御関係の皆様の御努力に感謝をする次第です。網羅的に、取りこぼしなくというか、ざっと見てですけどね。自転車をめぐる様々な観点、しかも、非常に積極的に評価しながら、いろんな将来の進め方も含めて示していただいて、非常にいいと思います。 特に、別紙2の31ページのところの適正な自転車ネットワーク構成の検証というところで、私が従来から申し上げていた、中野区だけではなくて、中野区外のネットワークも若干示してくれということについてもお調べいただいて、隣接区の既に提供されている路線から計画中の路線みたいなものを示していただいて、非常にありがたいなと思っています。願わくは、これは区の本当に隣接する場所だけなので、将来、余力があればですけど、もうちょっと広く遠くまで示していただけるとうれしいなと思うんですが。とにかく、今、自転車というのは、いろんな地球環境を抱える問題の中で、中野区としても本当に積極的にいい側面を活用して、利用する人も利用しない人も便利な、迷惑にならない、そういう主要な交通手段として活用できる区のインフラづくりというか、そして、ネットワークづくりを進めなければいけないと思うので、各委員から御指摘があったいろんな課題を何とか克服しながら、自転車利用者が、あるいは、今利用していない人も利用できるような、それがまたほかの方に不便を来さないような政策を進めていただくようにお願いをして、要望は地図のことだけですけど、御努力を多として、今後とも頑張っていただきたいという激励であります。 5 区営住宅等の入居資格の見直しについて(住宅課) 吉田 委員 この際、教えていただきたいのですけれども、親族、婚約者、内縁関係の方々についての確認はどういうふうにしているのですか。 落合 都市基盤部住宅課長 親族の方につきましては住民票等で確認をしております。婚約者の方につきましても、先ほど御案内いたしました資格審査の際までに入籍をしていただきまして、その関係性を住民票等で確認いたします。また、内縁関係の方につきましては、戸籍上ではなく、住民票上の届出で、未届けの夫とか妻とかといったような記載が、(「大きな声で言ってください」と呼ぶ者あり)住民票のほうの届出で、戸籍上婚姻をしなくても、未届けの妻とか未届けの夫といったような記載で書類上の手続ができるようになっておりまして、事実婚の方についてはそういった手続をしていただきまして、入居資格審査の際において住民票で確認をしているところでございます。 吉田 委員 書類でもって確認をするということですね。 それで、婚約を破棄された方、あるいは、内縁関係を破棄された方というのは、事後的には確認をされるのですか。それと、入居資格を失って、退去を求めるのですか。 落合 都市基盤部住宅課長 世帯員の人数が変更になりましたりとか、そういった際には届出をしていただくことになっておりますので、その中で、世帯が、実際に居住いただける方か、それとも、御本人が出て行かれると、今おっしゃったような例だけではなくて、御本人がお亡くなりになったりとか、転出されたりといったようなことは高齢者の場合とかでもございますけれども、そういった場合も、御本人がいらっしゃらなくなった場合に、その立場を承継できる方ということが条例等で定められてございますので、実際にその要件に当てはまるかどうかということを届出をした際に確認いたしまして、要件に当てはまれば引き続き居住していただきますし、そうでない場合には退去の手続を進めていただくということになります。 吉田 委員 お話を聞いていると、届出がなければ把握しないということですか。 落合都市基盤部住宅課長 世帯員が変わった場合には届出をしていただくということで入居の際にも説明をしてございますので、届出で把握しておりますし、また、毎年収入報告等も受けておりますので、その中で世帯の中の状況も把握をして、必要な方には手続を御案内しているところでございます。 吉田 委員 パートナーシップに係る宣誓を行うことを予定している方についての資格の審査をもう一度教えてください。 落合 都市基盤部住宅課長 宣誓を行うことを予定している方の場合につきましては、資格審査は、まず、お申込みの際にパートナーシップ関係の相手方とお申込みをされるということでお申込みをしていただきます。区営住宅では抽せんがございまして、当選をして、名簿に登載されます。福祉住宅につきましては、困窮度の調査がございますので、その結果、上位になった方について、やはり順番に名簿に登載される形になります。そういった方たちにつきまして、実際に空き家が発生した場合に入居の資格審査を行うということで通知を差し上げまして、審査を行いますが、その際に、入居資格要件に該当するかどうかを、様々書類を出していただいて確認させていただくようになってございますけれども、中野区のパートナーシップ宣誓につきましては、まだ住所がどこの住宅の何号室というところまで確定をしないと宣誓の手続ができませんで、企画部のほうで区営住宅の申込みを予定して、入居資格審査を行う際にパートナーシップ宣誓を行う予定ということで、パートナーシップ宣誓を予定する方ということで企画部のほうに宣誓に必要な書類を出して確認書を出します。その確認書をもって、入居資格審査の際にパートナーシップ関係にある方ということで確認をいたしまして、入居資格審査でその他の要件を満たしているということで確認ができましたら、入居できる住宅が決まりますので、パートナーシップ宣誓の正式な手続をしていただきます。パートナーシップ宣誓の手続が終了しましたら、正式な宣誓書の受領書を改めて御提出いただいて、こちらでまたもう一度出していただいて確認するという流れになっております。 吉田 委員 もっと分かりやすく教えてほしいのですけど、確認書というのはどういうもので、それはいつ出すのですか。もう一回教えてください。 落合 都市基盤部住宅課長 宣誓制度につきましては企画部の所管になりますので、正式に手続の中で出すものの書類の名称というのは、正式にまだ確認書というような名称の書類になるものかどうかということは確定してございませんけれども。 吉田 委員 今はない書類ということか。まだ決まっていない書類なのか。 落合 都市基盤部住宅課長 いや、書類の名称は決まってございませんが、企画部のほうで宣誓に必要な手続書類を確認して、企画部のほうで発行する書類でございます。 吉田 委員 委員長、どうしたらいいだろうか。休憩したほうがいいかな。 委員長 そうですね。ちょっと休憩します。 (午後4時30分) 委員長 委員会を再開いたします。 (午後4時36分) 吉田 委員 先ほど、休憩前にどこまで聞いたか。確認書、名前は決まっていないけども、その紙を事前に出してもらってということを休憩中に確認しました。 それで、先ほどの質問で、婚約者、内縁関係の方の場合、婚約を解消したとか、内縁関係を破棄したとか、そういう人たちについては届出をしてもらうことになっていて、届出があったら、その場合において退去してもらうかもしれないということは、さっき御答弁にありましたよね。違うのか。 落合 都市基盤部住宅課長 実際に住んでいる方が変わった場合、世帯に変更があった場合に届出をしていただくということでございます。 吉田 委員 […]
特別区道路線の認定について
議案 第85号議案 特別区道路線の認定について 委員長 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 吉田 委員 ありがとうございます。基本的に、僕は、中野区は道路が足りないので、一生懸命に区が道路を整備してくださいとお願いしている立場なので、一緒に歓迎をしております。 その中で、せっかく上がってきた議案なのでお聞きしたいんですが、ここは、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為ってどういう開発行為だったか忘れちゃったんですけど、要するに、ここはもともとどんな状態だったのを、どういうことで区道として認定できるようになったんですか。ちょっと概略を教えてください。 安田 都市基盤部都市計画課長 本件土地は、いわゆるお屋敷の土地でして、それが宅地造成によって宅地が分割されるときに、必要な道路が開発許可で求められておりまして、整備していただいて、区道に寄付するものでございます。 吉田 委員 つまり、もともとここは私道とかじゃなくって、普通の住宅用とかの敷地だったところを、戸建てとかが増えるから、道路に接さなきゃいけないから、道路を新しく設置したということですか。 安田 都市基盤部都市計画課長 委員のおっしゃるとおりでございます。 吉田 委員 これは幅員が5メートルとなっているんですけど、5メートルというのはふさわしいというふうに認識しているんですが、それで、ちょっと黒いところ、普通の角になっていないで右側に飛び出ている部分なんですけど、これはどういう形態なんですか。 安田 都市基盤部都市計画課長 開発許可で基準として求められている道路は、敷地の大きさや延長によって幅員が変わっています。本件の道路は、60メートルを超えて120メートル以下の延長に入る基準となっていますので、5メートル幅員と。で、さらに東側に飛び出ている部分、こちらについては、35メートルに1か所、車が回転できるような場所が必要になるという開発許可の基準にのっとっております。 吉田 委員 結構です。 第86号議案 特別区道路線の認定について 吉田 委員 すみません、また基本的なことを教わりたいんですけど、今、他の委員への説明で、三つのステップがあって、この認定は最初のステップだというふうにおっしゃいました。裏面の地図を見て、黒塗りで今回、略図っていうのが出ていますけれども、すみません、今回の認定というのは、この黒塗りの端から端まで、ここからここまでということを認定するだけでなくて、この幅員16メートルから20.24メートルの、幅員が広かったり狭かったりするんですけど、この幅も含めて面として認定するということですか。 井上 都市基盤部道路課長 あくまでも起点と終点を定めるものでございます。 裏面のこちらの略図、それから黒で塗られている部分については、今後、この区域を道路としますということで、あくまでも分かりやすく説明するための補足と捉えていただければと存じます。 吉田 委員 じゃあ、確認です。起点と終点の認定であって、例えばこの黒塗りの部分は今後の見込みだということで、ここがもう全部、例えば、区が土地を所有しているかしていないとか、そういうことは今回の認定には関わりがないと理解していいですか。 井上 都市基盤部道路課長 委員のおっしゃるとおりでございます。 補足でございますけれども、今回は都市計画道路という性質の路線で、この黒く塗られた部分が後には道路になるというところでございますが、都市計画道路ではなく一般の区道、例えばさきの第85号議案のものにつきましては、完全に中野区が権利を取得したという状態が分かっているものについて略図を示しているところでございますので、こちらについては、もう土地の権利も取得しているところから、議案が覆ることは全くないですということで、御説明を申し上げているというところでございます。 第87号議案 特別区道路線の変更について 吉田 委員 ありがとうございます。この案件は、延長をちょっと延ばして、隅切りをして、使いやすくなるというふうに思えるんですけど、ちょっと一つだけ、幅員が従前より従後のほうが狭くなっちゃうのは何でですか。 井上 都市基盤部道路課長 ここは、道路の幅員について区域変更をしておりまして、この14.13メートルから14.69メートルだったものが、14.02メートルから14.23メートルに今回はなります。 一方で、区画街路1号線としては、計画幅員が14.3メートルでございますので、将来的には14.3メートルの道路を計画してございます。 吉田 委員 分かりました。 第81号議案 令和4年度中野区一般会計補正予算(関係分) 吉田 委員 ありがとうございます。今の酒井委員の質問を聞いていて、答弁を聞いていて、それまでなかった疑問がどんどんどんどん湧いてきたんですけど、まず、予算の審議に当たって、区が事前に積算できるもの、できないものというのはあるとは思うんです。だけれども、ずっと私、答弁を聞いていて、その説明がなかったんですよ。説明をしないで、質問をされて、初めはちゃんとやっているように答えておきながら、突っ込んで聞いたらやっていませんと答弁を変えた。これは、議会に対する非常に失礼な、不誠実で不正確な態度。これは改めてもらわないと、もうこれは議会全体に関わる問題なんで、きちんとしかるべき人に陳謝してほしいと思います。 で、今回の例えば設計についてJRにしかできないとおっしゃったけれども、僕はほかの自治体の事例で、別の鉄道会社の関連の建設会社が請け負って施工した事例ってあると思うんです。JR関係の工事なんだけれども、京王電鉄関係の建設会社がやったとか。こういう事例があると思いますが、いかがですか。 石原 まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長 そういった他の事例についてはちょっと把握していないところでございますが、今回の業務につきましては、先ほど来から申し上げているとおり、今行われています橋上駅舎等の、逆に言うと完成と合わせてこういった工事を行っていく必要があることから、やはりその工事を行っているJRのほうに委託するというところが最善の策だというふうに考えてございます。 吉田 委員 […]
育児支援政策について
一般質問 中野区議会議員 吉 田 康一郎 1 育児支援政策について 2 環境政策について 3 国民保護政策について 4 人権政策について 5 書籍・文書の管理、電子化について 6 その他 ○議長(内川和久) 次に、吉田 康一郎議員。 〔吉田 康一郎議員登壇〕 ○12番(吉田 康一郎) 育児支援と防災緑地と平らな歩道の中野を創る会、吉田 康一郎です。よろしくお願いいたします。 まず最初に、育児支援政策、プレーパークについて伺います。 プレーパークについては、区長も積極的であり、常設プレーパークの設置を進めるとしているので、期待をしております。この中で、各会派からの様々な質問に対し、閉館する児童館跡地も常設プレーパークの候補地の一つとして検討するとの認識も示されているので、この点について伺っておきたいと思います。 プレーパークが一般の児童公園などと大きく異なる特色、これを様々な方の解説を列挙して改めて考えてみると、冒険遊び場という名称もあるとおり冒険の場である、自分の責任で遊ぶことを前提にした自由な遊びができる、泥遊び、ロープブランコ、たき火、工作、スライダー、落ち葉プールなど、公園内の地形や樹木を利用して、日常なかなかできなくなった遊びを通じて子どもの自主性や冒険心を育む、公園で遊ぶこと自体が運動体験につながっており、その公園の中での遊びのバリエーションが多くの運動スキルを獲得することにつながる、様々な運動体験することは、すなわち運動神経を伸ばすことと同義である、環境の中にある程度のリスクを残し、子どもに経験させることで、子どもの危険予測・回避能力を育てることが分かっているなど、大まかに言えば、日常、他の生活環境の中では体験しにくいこと、変化や非日常性、あるいはリスクの大きいことなどのほうがフィールドとしては価値があるというふうに理解してよいと考えます。 区が常設プレーパークを何か所設置する方針なのか、まだ示されておらず、一概に児童館の跡地を候補地とすることを否定しようとする考えではありませんが、非常設型のプレーパークであれば少しも問題は感じませんが、常設型のプレーパークの設置を考える場合には、数もそんなには多くは設置を想定していないだろうと推測すると、児童館を廃止する際に地域の抵抗感を減らすためというような、プレーパークの本来の望ましい立地の在り方とは異なる理由で候補地を決めるのではなく、起伏に富んだ冒険ができる地形のある場所、地形を生かし、工夫を凝らした遊びや、けがを恐れず何でも体験できる場所といった積極的な理由で候補地を選定することが望まれると思います。 そしてまた、配置については、区内でバランスよく、例えば川遊びができる場所を選定することなども重要です。一例としては、私なりに様々な条件を理由として、紅葉山公園などはよい候補地になると考えております。そしてまた、川遊びができる場所としては、短期的には難しいかもしれませんが、北部では江古田川か妙正寺川、南部では神田川に面した場所を期待したいと思っています。 常設型プレーパークの整備の考え方について伺います。 次に、環境対策、生物多様性の保全政策について伺います。 ちょうど1年前の昨年11月29日の一般質問において、中野区では生物種の多様性の賦存状況について調査したことがないと知り衝撃を受けたと申し上げ、まずは、中野区が生物多様性の保全に関する施策を定め、生物多様性調査を行うべきだと求めるなど、折々に様々な推進を要望してまいりました。 区は、令和5年度から7年度の間に生き物調整を実施することとしていますが、この調査の中身は、国や都、他の地域の事例等も参考にしながら、政策の基礎となる専門的、学術的に意味のあるものとする必要があります。 そして、この調査を踏まえた区の生物多様性保全政策は、僅かに残っている生物種を維持、保存することにとどまらず、明治神宮の森が、元は雑草が生い茂る荒れ野であった土地を緻密な設計による植樹、造林により生物の自然な遷移が今も進行している深い森とし、100年かけて今日では3,000種もの生物の宝庫となり、絶滅危惧種のカントウタンポポやミナミメダカなどが確認され、新種の生物も多数発見されている。こういう模範となる事例を目標に、中野に残されているはずであった生物種、生態系の再生を図るべきものであると考えます。 そして、そのためには一定以上の面積の公園あるいは緑地が当然必要であり、その設定も検討していく必要があると考えます。区の見解を伺います。 次に、国民保護政策について伺います。 今月22日、国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議の報告書が出ました。この報告書は、大変懸念される内容がたくさん提起されています。 「インド太平洋におけるパワーバランスが大きく変化し、周辺国等が核ミサイル能力を質・量の面で急速に増強し、特に変則軌道や極超音速のミサイルを配備しているなか、我が国の反撃能力の保有と増強が抑止力の維持・向上のために不可欠である。」この見解の下、今、岸田政権では、5年後にGDPの2%の防衛力を構築しなければいけない、このように検討を進めているところであります。 細かく脅威について指摘をすれば、まず、北朝鮮は、ミサイル関連技術の向上ならず、飽和攻撃といった実戦的なミサイル運用能力の向上を企図している可能性が高い。そして、ロシアは、実際のウクライナの侵攻に当たり、これまでに3,800発以上の弾道・巡航ミサイル攻撃を既に実施している。そして、中国は、2030年までに少なくとも1,000発以上の中距離弾道ミサイルを保有することを企図している可能性が高い。そして中国は、既に合計2,000発以上を保有している──失礼いたしました。先ほどの1,000発を保有しているというものは、核弾頭でございます。そして、中国、ロシアは、共同で、例えば共同運航などをするなどして、日本の領海領空侵犯を繰り返し、そして2025年には米中の戦力バランスも中国側の優位に傾くと見込まれている。このように報告をされています。 こうした中、各自治体の認識も高まっておりまして、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練、この10月以降、既に、富山県の魚津市、岡山県の岡山市をはじめとした7市町村が今日までに弾道ミサイルを想定した住民避難訓練をし、そして今日は山形県の寒河江市が実施しています。明日は沖縄県の与那国町が実施をします。そして、1月中には大分県の中津市、沖縄県の那覇市が実施をいたします。 私はこれまで何度も、ミサイル事態を想定した住民避難訓練を早急にするべきだと言ってまいりましたけれども、なかなかやる準備が整っていない、来年もなかなか準備が整わない、このような答弁をいただいて、大変不満に思っています。これは、担当の部局の人員を増強してでも早期の実施を行うことを求めていますけれども、本日はその問題でなく、別の問題について質疑をします。 有事になれば、区民の命を守ることが自治体にとっての最優先事項であります。そして、第3回定例会の質問で、区は、今年度中に民間施設の避難施設の指定をするとの答弁をしました。しかし、ミサイル発射から着弾までの時間を考えると、避難施設に避難する間に被災してしまうことも考えられます。ロシアのプーチン大統領の言動を聞くと、最悪、核の使用も考えられる、こういう恐ろしい状況であります。こうした中で、区民の命を守るためには、ミサイル事態の避難訓練だけではなく、核シェルターの整備をもはや真剣に考える必要がある、こういう局面にあると私は認識しています。 11月23日の産経新聞の報道によれば、防衛省では、近隣住民が逃げ込める核シェルターを防衛省の施設の建設、あるいは再編に当たって検討しているということであります。この例を見るまでもなく、国もこれまでにない危機感を持っており、中野区としても真剣に対応しなければいけないと思います。 本来であれば、区役所の移築に当たって、その地下に核シェルターを造るなどの施策が本当は必要だったんですけれども、そういうことができないまでも、民間企業と連携し、区民に核シェルターに対する情報を提供したり、場合によってはあっせんをしたりする、こういうことぐらいは検討するべきだと考えますが、見解を伺います。 次に、人権政策について伺います。北朝鮮拉致問題について。 区は、昨年初めて区内の掲示板に北朝鮮拉致問題のポスター掲示を行ってくれました。今年もぜひ実施してほしいと思います。そして、ポスター掲示のみならず、毎年提案をさせていただいていますけれども、拉致問題をテーマにした演劇や、あるいは家族の方々、救う会の方々などの講演会などを行っていただきたいと思います。 そして、これも毎年指摘をしていますけれども、拉致問題のホームページ、これは一度掲示したものを取り下げてしまいました。啓発期間のみに掲示するのではなくて、今回の啓発期間の前に改めて、拉致問題の非常によいホームページでしたから、これを掲示していただいて、まだしていません、していただいて、それを常設としていただきたいと改めてお願いします。見解を求めます。 そして、この項の最後に、ブルーリボンバッジの着用について伺います。 9月27日の決算特別委員会で区長より、私自身の着用や区の管理職等の着用の呼びかけについては今後検討してまいりますとの御答弁をいただきました。 ブルーリボンを守る議員の会という会が発足しており、現在、11月11日にちょうど1,111名という切りのいい数字の人が会員になっています。国会議員も16名が会員になりました。 決算特別委員会のときには、デニー沖縄知事もつけましたよ、このように申し上げましたけれども、ぜひ、拉致啓発週間だけでも、区長、副区長、教育長、そして人権担当の方と管理職はブルーリボンを着用していただきたいと思いますが、見解を伺います。 もう一つ質問はあったんですけれども、時間ですのでこれで質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 〔区長酒井直人登壇〕 ○区長(酒井直人) 吉田 議員の質問にお答えいたします。 私からは、1、育児支援政策についてのうち、プレーパーク整備の考え方についてでございます。 プレーパークは、子どもが自分の責任で自由に遊び、遊びから得られる様々な体験や交流を通して子どもたちの自主性、主体性、社会性やコミュニケーション能力を育む場であると考えております。 常設プレーパークの整備に当たりましては、関係部署が連携して取り組む必要があると考えておりまして、子どもたちのニーズに応えられるよう、様々な視点から全庁的な検討を進めてまいります。 〔環境部長朝井めぐみ登壇〕 ○環境部長(朝井めぐみ) 私からは、環境政策についての御質問にお答えいたします。 […]
中華人民共和国による弾道ミサイル発射に関する抗議決議
議員提出議案第19号 中華人民共和国による弾道ミサイル発射に関する抗議決議 ○議長(内川和久) 日程第8、議員提出議案第19号、中華人民共和国による弾道ミサイル発射に関する抗議決議を上程いたします。 提案者代表の説明を求めます。吉田 康一郎議員。 〔吉田 康一郎議員登壇〕 ○12番(吉田 康一郎) ただいま議題に供されました議員提出議案第19号、中華人民共和国による弾道ミサイル発射に関する抗議決議につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 なお、提案説明は案文の朗読をもって代えさせていただきたいと存じますので、御了承願います。 中華人民共和国による弾道ミサイル発射に関する抗議決議。 去る8月4日、中国の人民解放軍は台湾周辺で重要軍事演習行動を実施し、弾道ミサイル9発を発射した。そのうち5発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。同軍の弾道ミサイルがEEZ内に落下したのは初めてである。 また、日本領土に最も近かったのはEEZ外ではあるが与那国島の北北西約80キロメートルに落下したものであった。さらに、当該軍事演習海域から波照間島までは僅か60キロメートルしか離れていないと見られ、国民に大きな衝撃を与えると同時に漁業従事者が漁の自粛を余儀なくされ、経済活動にも大きな影響を及ぼしている。 中華人民共和国国防部は、米国下院議長の台湾訪問に対抗した軍事演習であり、米国と台湾の結託に対する威嚇である旨の談話を発表したが、このような行動は偶発的な軍事衝突を発生させるおそれもあることから、国際社会の緊張の高まりを招くことになると国民に大きな不安を与えている。 よって、中野区議会は、区民の不安除去や生命・財産と生活環境を守る立場から中華人民共和国政府に対し、日本近海における軍事演習は一切実施しないよう強く要求するとともに、軍事対軍事ではなく、あくまでも平和的な話合い、外交交渉で解決するよう強く要求する。 上記のとおり決議する。 年月日。 中野区議会。 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(内川和久) 本件について、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内川和久) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。 本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内川和久) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内川和久) 御異議ありませんので、これより採決いたします。 上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(内川和久) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。