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2014/04/14 3:41
非常に憂慮されます。事態が悪化・拡大しない事を念じます。 WSJによれば「スラビャンスクでは先週末まではそれほど強い親ロシア感情は見られなかった」「目撃者の話では、スラビャンスクで官庁を占拠した男たちは地元の活動家ではなかった」と。ロシアの関与が疑われます。 — 《【ウクライナ情勢】武装勢力掃討、双方に死者 南部にも混乱拡大》 ウクライナ東部で拡大した武装勢力の警察関連施設襲撃をめぐり、同国内務省は13日、「対テロ作戦」と称して、武装勢力の掃討を始めた。同日朝、武装集団が陣取るドネツク州スラビャンスクに同国特殊部隊を派遣。銃撃戦の末、双方に死傷者が出ているもようだ。一方、イタル・タス通信によると、同州南部の港湾都市、マリウポリで同日、親ロシア派デモ隊約千人が市庁舎を占拠するなど混乱はさらに拡大した。 暫定政権のアバコフ内相は13日昼過ぎの段階で、治安部隊側で1人が死亡、5人が負傷したと公表。一方、武装勢力側にも「確認できない数の死者がいる」と述べた。現場には治安部隊側の装甲車や武装ヘリも展開しているもようだ。スラビャンスクでは幹線道路などで、黒煙が上がっているとの情報もある。 武装勢力の正体は不明。迷彩服姿で黒い目出し帽やヘルメットを着用。親ロシア派を示すオレンジと黒色のリボンを胸に着けている者もいる。アバコフ内相は、武装勢力が手にした自動小銃は、ロシア軍に配備されているものだと指摘した上で、「われわれはロシアによる攻撃だとみなしている」と非難した。 地元メディアによると、武装勢力は12日朝、総勢20人がバスに乗り、人口約11万人の小都市、スラビャンスクに到着。警察署を襲撃し、自動小銃400丁以上を奪い、周辺にいた人物に配ったという。武装勢力は後に、スラビャンスク近郊にあるクラスヌイリマン、クラマトルスクに移動し、警察署を襲撃した。 一方、国営ロシア通信によると、すでに治安部隊により行政庁舎の占拠が解かれている東部のハリコフで、13日、連邦制導入などを求める街頭デモが実施された。親露派住民と親欧米派とみられるグループが小競り合いとなり、負傷者が出ているという。 (関連) 《ウクライナ東部で親ロシア派の抗議運動が拡大》 http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303373904579498410053056226.html
2014/04/14 1:23
100万都市での水爆被害の推計、勿論重要な意義がありますが、最も攻撃の可能性が高い首都東京(人口1300万人)の被害想定を出すべきです。そして絶対に「想定外」の核攻撃を受けない様、全力で抑止力を高めなければなりません。 — 《水爆投下で「即死37万人」 物理学などの専門家グループの研究報告》 日赤長崎原爆病院の朝長万左男名誉院長らの研究グループは12日までに、外務省が核兵器の非人道性を検証するために委託した研究で、現代の100万人都市に1メガトンの水爆が投下された場合、37万人が即死するとの推計をまとめた。長崎原爆約50発分の威力。広島原爆と同じ16キロトンの原爆では、即死者は6万6千人とした。報告書は12日の「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」外相会合で配布された。 報告書によると、水爆の爆風は爆心地から18キロ、熱線は14キロまで及び、即死以外にも46万人が負傷。爆心地から3キロ以内の3万6千人が放射線の影響を受ける。 外務省は放射線医学や物理学、防災の専門家らに研究を委託していた。
2014/04/14 1:07
地球温暖化については様々な議論がなされていますが、IPCCは4度上昇との報告書を出しました。いずれにせよ、エネルギー安全保障と効率化の取組みが必要です。 — 《現状では4度上昇…温室効果ガス40~70%削減を IPCC新報告書》 国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は13日、地球温暖化の深刻な悪影響を避けるための国際目標の達成には、2050年の温室効果ガス排出量を10年比で40~70%と大幅に削減する必要があるとした第3作業部会の新報告書を公表した。このままでは平均気温が産業革命前より4度前後上昇すると指摘している。 報告書によると、1970年以降でも特に最近10年の温室効果ガスの排出増加が大きく、大気中濃度は11年に約430ppmになった。 今世紀末の濃度が約450ppmであれば、産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑える国際目標を実現できる可能性が高い。そのためには、50年までに再生可能エネルギーなどの低炭素エネルギーを10年比で3、4倍近く導入するなどして排出量を40~70%削減し、今世紀末には排出をほぼゼロか、それ以下にする必要があるとした。 (関連) 《気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書(AR5)について》 http://www.env.go.jp/earth/ipcc/5th/index.html
2014/04/13 19:53
米国で今、現実となったこの事象は、近い将来我が国でも必ず起きるでしょう。 — 《ついに米国のインターネット広告市場がテレビを上回った:歴史的な1枚のグラフと2つのポイント》 これは歴史的なことであり、メディアの歴史の中でも長く語られる出来事になるだろう。米国史上初めて、インターネット広告市場がテレビ広告市場を上回ったのだ。インターネット広告の2013年における年間売上高は、前年比17%増の428億ドルとなり過去最高となり、リーマンショックから順調な回復を見せているテレビ広告を抜き去ったのだ。 以下のワシントン・ポストが掲載した1枚のグラフは、歴史的なものとして語り継がれるかもしれない。 ■ 注目すべき2つのポイント 注目すべきポイントは、テレビ広告の凋落ではなくインターネット広告の成長速度が著しいということと、モバイルやタブレットがその市場を追い上げたという2つだ。 10年前にはわずか73億ドルであったインターネット広告売上高は、その後順調に伸び続けて、ラジオや新聞、ケーブルテレビを年々追い抜いてきた。2007年は200億ドルを超えて、2011年は300億ドルを超えて、テレビを追い抜くのも時間の問題だと考えられていたが、注目すべきはテレビ広告市場も順調な回復を遂げていたという事実だ。下のグラフをみても分かる様に、テレビ広告は停滞気味とは言え、リーマンショック後の落ち込みからは回復傾向にあった。 新聞などと比較しても分かる様にテレビ広告が「凋落」したというよりは、これを追い抜くインターネット広告の勢いが止まらないと言うべきだろう。 もう1つは、モバイルやタブレットの爆発的な普及がこうしたトレンドを後押ししているとということだ。ご存知の通り、モバイルやタブレットの広告は決して大きな市場規模であるとは言えないが、その急激なマーケットの立ち上がりは誰もが認めるところだ。下のグラフは、順調に推移しているインターネット広告にモバイルが加わったことで、成長角度を一気に押し上げていることを示している。 こうしたトレンドは、日本でもやってくるだろうか?答えはイエスだ。しかしながら、インターネットにも積極的な投資をおこなっている米国のテレビ業界に比して、日本の取り組みはまだまだ十分ではない。その意味で日本における市場とプレイヤーの変化は、今後急激にやってくるかもしれない。