2014/04/14 1:23

100万都市での水爆被害の推計、勿論重要な意義がありますが、最も攻撃の可能性が高い首都東京(人口1300万人)の被害想定を出すべきです。そして絶対に「想定外」の核攻撃を受けない様、全力で抑止力を高めなければなりません。

《水爆投下で「即死37万人」 物理学などの専門家グループの研究報告》

 日赤長崎原爆病院の朝長万左男名誉院長らの研究グループは12日までに、外務省が核兵器の非人道性を検証するために委託した研究で、現代の100万人都市に1メガトンの水爆が投下された場合、37万人が即死するとの推計をまとめた。長崎原爆約50発分の威力。広島原爆と同じ16キロトンの原爆では、即死者は6万6千人とした。報告書は12日の「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」外相会合で配布された。

 報告書によると、水爆の爆風は爆心地から18キロ、熱線は14キロまで及び、即死以外にも46万人が負傷。爆心地から3キロ以内の3万6千人が放射線の影響を受ける。

 外務省は放射線医学や物理学、防災の専門家らに研究を委託していた。