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2014/10/27 15:42
《生命線となる技術も流出、Appleを訴えた日本の部品メーカーはどれだけ悲惨な状況に立たされているのか》2014.10.25 13:00 BUZZAP!(バザップ!)shishimaru 新型iPhoneが発売される度に「日本製の部品がどれだけを占めているか」が話題となる中、部品を提供しているメーカーがAppleを訴えるという事態が発生しました。 どうやら部品メーカーは徹底的に買い叩かれるどころか、Appleにより技術を流出させられるというリスクに苦しんでいるようです。詳細は以下から。 〈日本の中小企業が訴えたアップルの“横暴”の内幕|Close-Up Enterprise|ダイヤモンド・オンライン〉http://diamond.jp/articles/-/61107 週刊ダイヤモンドが報じたところによると、電源アダプタのコネクタ部分などに使われる「ポゴピン」というピンを製造する島野製作所が今年8月、Appleを独占禁止法違反と特許権侵害で訴えたそうです。 これは「横暴」とも呼べるAppleの圧力によるもので、島野製作所が被った損害をざっくりとまとめると以下のような内容に。 ・Appleから依頼を受けて新製品用のピン開発や量産体制を構築するも、合意を無視して半年で発注激減。おまけに島野製作所の特許権を侵害する形で別のメーカーに代替ピンを製造させる・取引再開を求めるとAppleは値下げと、手元にある在庫分を値引きする形となるリベート(約1億6000万円)を要求 さらに同様のケースとして、ある部品メーカーの幹部の手元に、Appleが別の企業に送ろうとした資料が誤って届いたところ、自社技術に関するデリケートな情報が書かれていたことが挙げられています。 まさに優越的立場を濫用したやり方としか言いようがありませんが、2013年発売の書籍「アップル帝国の正体(後藤 直義、森川 潤著)」を引用したライフハッカーの記事 http://www.lifehacker.jp/2013/08/130830book_to_read.html では、Appleの部品メーカーに対する値下げ圧力の強さが浮き彫りになっています。 [「アップルが定期的に求めてくるコスト削減のターゲット(目標)は、絶対に下がらない」。ある取引先メーカーの首脳はそのように断言する。アップルの購買担当者と価格交渉をする際には、アップルの言い値に難色を示したりすると、「原価はこれくらいだから、できるはずだ」と一刀両断されたという。(62ページより)] また、今回のように日本企業の技術がAppleによって流出するケースも紹介。かつてiPodで採用されていた鏡面仕上げの裏蓋は、新潟県燕市にある中小企業の職人が手作業で磨きあげていましたが、以下のような経緯を経て人件費が安く、大量に処理できる別の国に技術が移植されてしまいました。 [しかしこの日は、小型のビデオカメラを片手に、朝から晩まで、じっと彼らの動作を撮影している男が立っていた。「ちょっと作業風景を撮影させてほしい」アップルに金属部品を収めている地場の金属加工メーカーから派遣されてきたというこの男は、職人たちに近寄ると、彼らの手元にレンズのピントを合わせていった。(中略)親方の小林は、このビデオ撮影が何を意味するのか、直感的に理解していた。(38ページより)] [「iPodを磨く作業のビデオ撮影は3日間続きました。でも注文をくれる地場の親会社から頼まれたら、我々は断れませんからね」ビデオ撮影を受け入れてからほどなくして、小林はこの仕事から手を引いた。そしてピーク時には地元の研磨業者約20社が1日で1万5000~2万台も磨き上げていたiPodの仕事は、地元から消えてしまったのだ。(39ページより)] 歩留まり(良品率)が悪く、大手メーカーが原価割れの危機に苦しんだiPhone 5のインセル液晶 http://buzzap.jp/news/20120831-iphone5-display-sharp-difficult/ のように、製造にあたってのハードルが高いものが多いApple製品の部品。 しかしAppleはメーカーがさまざまなコストを投じてようやく実現にこぎつけた部品を買い叩くだけでなく、製造技術そのものを移転させ、安く作れるようになれば元のメーカーはお払い箱……とでも言わんばかりのやり方を採用しているわけです。 スマホやタブレットなどの最終製品で海外メーカーに太刀打ちできず、部品メーカーとして血路を見いだす日本メーカーが多い昨今ですが、完全に生殺与奪を握られてしまっている現状で、はたして浮上することはできるのでしょうか。http://buzzap.jp/news/20141025-apple-japan-technology-leak/ (関連)『アップル帝国の正体』後藤直義(著),森川潤(著) 文藝春秋http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163763804
2014/10/27 3:23
《どの発電方法が一番安い?民間試算で最安は…》2014.10.26 読売新聞 エネルギー問題を研究する民間研究機関「地球環境産業技術研究機構」(理事長=茅(かや)陽一・東大名誉教授)は原子力発電や再生可能エネルギーなどについて、それぞれどれくらいの発電コストがかかるかの試算をまとめた。 1キロ・ワット時あたりで石炭火力発電が7・8円で最も安く、原子力発電が8・0円と続いた。 原発は、事故が起きた場合の賠償などにかかる費用を上乗せしても8・4円にとどまった。 一方、再生可能エネルギーは、メガソーラー(大規模太陽光発電所)が30・6円、風力が21・2円と割高だった。メガソーラーは、2013年度は36円(税抜き)で買い取られており、このうち、業者が受け取る利益は約6円となる計算だ。機構は「一部の再生可能エネルギー業者に過大な利潤がもたらされ、利用者が負担を負う形になっている」と指摘している。http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141025-OYT1T50135.html
2014/10/27 3:07
《ロシア原潜 解体後の保管に日本の技術》 2014.10.23 NHK ロシア極東の沿岸にある解体された原子力潜水艦の一部を陸上に移して保管する事業で、日本の技術によって安全に保管できるよう処理された原子炉部分が入った容器が、初めて公開されました。 ロシア極東のウラジオストク近郊では老朽化した原子力潜水艦の解体が進められていて、その作業で出た原子炉部分は、大きな容器に密閉処理され日本海沿岸に係留されています。 これらについて、ロシアでは、より安全に保管するため、陸上に移す作業を進めていて、22日、日本の技術によって安全に保管できるように処理された原子炉部分が入った容器が、初めて公開されました。 容器は、海水や潮風でさびないよう特殊な塗装が施されていて、この処理は、日本政府がことし6月、7億円余りを拠出して提供した近くの施設で行われました。 施設ではこれまでに3個の容器が処理されましたが、今もおよそ50個の容器が沿岸に係留されているということで、ロシアは2020年までにすべてを陸揚げして、塗装処理を行う予定です。 この事業では、日本政府はこれまでも作業に必要なクレーンなどの機材をロシアに提供していて、担当するロシア国営の原子力企業「ロスアトム」の責任者は「作業を進めるうえで必要な技術を提供してくれた日本に深く感謝している」と話していました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141023/k10015625731000.html
2014/10/27 2:38
閔憙植(みん・ひしく)漢陽大学名誉教授の証言。ソースにご意見のある方もいると思いますが、この証言は貴重です。 — 《「日本に感謝しています」~韓国人大学教授が語る日本統治時代の真実【重要証言】》 http://youtu.be/HBZowZgUHys
2014/10/27 2:07
バブル崩壊が早いか、外資流入で支えられるのか。「時価総額で世界2位、売買高で世界3位の巨大な中国株市場が生まれる」。近く始まる香港と上海の証券取引所の相互接続で、中国本土の個人投資家が上海経由で香港証取の株式を、海外の個人投資家が香港証取経由で上海上場の中国株を売買できる様になる、と。 — 《中国“金融開国”「強き通貨」目指す 「人民元」が「円」を駆逐する日》 2014.10.26 産経新聞 http://www.sankei.com/economy/news/141026/ecn1410260004-n1.html