中国当局が重視する春節の前に上海市場暴落。バブル崩壊が始まっていますね。今後、中国経済は一段と厳しい状況になるでしょう。
欧州の様な不測の事態が実際に起きる前に、入国管理を厳格化しておくべきなのですが、外国人観光客や留学生、労働者等の「数」を増やす事ばかりを考え、「質」を省みない政策が続いています。
「日本のこころを大切にする党」の政権にならない限り、その様な政策は行われないのでしょう。皆様のご支持とご期待が我が党に寄せられる事を願うばかりです。
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《上海株、またまた暴落 海外資金流出の懸念高まる》
2016.01.27 ZAKZAK
上海株がまたまた暴落に見舞われた。26日の上海総合指数は前日終値比で6・42%安い2749・79と2014年12月上旬以来、約1年2カ月ぶりの安値をつけ、27日午前の市場でも続落して取引された。景気減速を背景に、海外資金流出の懸念が高まっている。
上海株は、昨年6月からの下落局面に続き、今年に入ってからも急落。世界同時株安を引き起こす震源地となっている。26日時点で上海株の下げ幅が1日当たり3%以上となったのは1月だけで6回目。年初からの下落率は約22%となった。
市場では、景気刺激のための金融緩和を期待する声がある。中国人民銀行(中央銀行)は26日午前に定例の公開市場操作で計4400億元(約7兆9000億円)を短期金融市場に供給。だが逆に、利下げや預金準備率の引き下げなど本格的な緩和は当面ないとの見方につながり、売り圧力が強まった。
市場関係者によると、中国の景気減速を背景に海外への資金流出懸念が高まり、株を売る動きが強まった。株価下落局面でも政府系金融機関を通じた当局の株価下支え介入がほぼ見られないことも市場心理を冷ました。
15年の鉄道貨物輸送量は前年比11・9%減と実体経済の失速も裏付けられた。
市場では、習近平政権に対する失望売りの側面もありそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160127/frn1601271532007-n1.htm
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《中国株「三番底」へ…欧米専門家が指摘 「リスク低い日本株に妙味」の声も》
2016.01.27 ZAKZAK
経済が失速する中国を見限る声が欧米で相次いでいる。英国の重鎮エコノミストは、中国株はここからまだ15%も下がり、その後の反発も弱々しいと予測、米投資会社は中国市場が魅力的だった10年は終焉を迎え、日本株の投資妙味が増していると指摘している。
中国株式市場の代表的な指標である上海総合指数は26日に大幅反落し、前日比6・42%安の2749・79で取引を終えたが、「2500まで下がる」とさらなる暴落を予測するのが、英国在住のエコノミスト、ジョージ・マグナス氏。昨年7月に中国株式市場の混乱がさらに深刻化すると予測して的中させたことでも知られるマグナス氏は、米経済メディア、ブルームバーグに対して上海株が一段安になると語った。
上海株は昨年6月に暴落した後、今年に入って再び弱気相場入りした。このところは低位安定しているが、今後「三番底」をつけるというわけだ。その後に持続的に上昇するには、中国のソフトランディング(軟着陸)と経済の構造転換が必要となるが、「個人的には楽観的ではない」と述べている。
中国株から逃げ出して日本株に投資すべきだと強調するのは、米投資会社で約22億ドル(約2600億円)の資産を運用するタイヨウ・パシフィック・パートナーズ。
前出のブルームバーグによると、同社のブライアン・ヘイウッド最高経営責任者(CEO)は、最近の円高で「日本はより安全な投資先と見なされる」と指摘。過去10年間は中国の方が魅力的な市場だったが、投資リスクでは日本がより安全だとする。
貿易面でも中国の失速は鮮明だ。2015年の貿易統計(速報、通関ベース)では、日本から中国への輸出額が前年比1・1%減と、3年ぶりに減少に転じた。15年12月の貿易収支でも、中国向け輸出は前年同月比8・6%減で、5カ月連続の減少となった。
週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は、「このところ、中国株を売って資産逃避する人や、人民元を米ドルなど外貨に換金する動きが高まりつつある」と語る。
中国から逃げる投資家の動きはさらに加速しそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160127/frn1601271550002-n1.htm
https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/541073672726840