《縮小はしたが…まだ年換算で8兆円の需要不足》
2015.06.15 読売新聞
内閣府は15日、日本経済の需要が供給力をどれくらい上回っているかを示す「国内総生産(GDP)ギャップ」(需給ギャップ)の推計値が、2015年1~3月期はマイナス1・6%になったと発表した。
14年10~12月期のマイナス2・4%からマイナス幅が縮小した。金額にすると年換算で8兆円程度の需要不足となる。
1~3月期の実質GDP改定値の前期比伸び率が年率換算で3・9%増となり、需要不足が縮小した。
GDPギャップは、マイナス幅が大きいほど需要が不足していることを意味する。