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《今年の世界経済、3・5%成長見通し…IMF》
2015.01.20 読売新聞

 【ワシントン=安江邦彦】国際通貨基金(IMF)は19日、2015年の世界経済見通しを発表した。

 世界の実質国内総生産(GDP)の前年比伸び率(経済成長率)は3・5%と、昨年10月時点の予想より0・3ポイント下方修正した。日本やユーロ圏、新興国などで軒並み景気が伸び悩んでいるためだ。

 一方、米国の15年の成長率見通しは3・6%と、前回予想より0・5ポイント引き上げた。雇用などの回復が堅調なうえ、原油価格の下落で企業や個人が使えるお金が増え、国内の需要が伸びるとみられるためだ。

 日本の成長率は0・6%と0・2ポイント下方修正した。昨年4月の消費税増税後、民間需要の回復が鈍いことが響いている。ユーロ圏も投資の弱さに加え、低インフレ(物価上昇)の長期化が響き、1・2%と0・2ポイント引き下げた。

www.yomiuri.co.jp/economy/20150120-OYT1T50080.html