2014/03/19 14:56

《【クリミア併合】親ロ勢力の拷問で死亡か クリミア・タタール人》

クリミア・タタール人は、ロシア人移住以前からの先住民族であり、容認できません。
住民投票前の11日にクリミア議会が採択した、クリミア・タタール人の権利回復をうたう決議(クリミア・タタール語を公用語として認める事や、議席割り当てなどが盛り込まれた)が履行されるか、注目する必要があります。

以下、記事。

 ウクライナ南部クリミア自治共和国の中心都市シンフェロポリ郊外で18日、親ロシア派勢力に拉致され、拷問により死亡したとみられるクリミア・タタール人男性の葬儀が営まれた。ロイター通信などが報じた。

 男性は30代のレシャト・アメトフさん。3日にシンフェロポリ中心部で開かれたクリミア・タタール人による抗議集会に参加した際、迷彩服を着た男らに連行され、行方不明になった。16日になって、シンフェロポリの東約50キロの村で、遺体で発見された。

 アメトフさんの体には暴行された痕があり、顔にはテープが巻かれ、足は縛られていたという。葬儀には約300人が参列した。

 クリミア・タタール人はクリミアの人口の10%強を占めており、指導者はロシア編入を目指す16日の住民投票をボイコットするよう呼び掛けていた。

(関連)
《クリミア投票前にタタール人懐柔に躍起 プーチン氏も乗り出す?》
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140313/erp14031313300004-n1.htm