2014/01/12 1:12

《安倍首相、中東・アフリカ歴訪前半日程終える 中国との差別化をアピール》

ワタラ・コートジボワール大統領の日本の国連安保理常任理事国入り支持は、安倍外交の大きな成果です。

以下、記事抜粋。

 【アビジャン=桑原雄】中東・アフリカ4カ国を歴訪中の安倍晋三首相は11日午前(日本時間同日夜)、2カ国目のコートジボワールを出発し、前半の日程を終えた。同国のワタラ大統領主催の晩(ばん)餐(さん)会には西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)15カ国のうち11人の首脳が集まり、首相は経済支援を含めた地域への積極的な関与を表明した。中国がアフリカで存在感を強める中、日本外交「空白の地」で歓迎を受けた首相は手応えを感じているようだ。

 地域の安定に日本が貢献する「積極的平和主義」の理念を説明し、ワタラ氏も日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを支持した。

 安倍首相との晩餐会出席の首脳も当初は5人程度とみられていたが、実際は倍以上の首脳が集結した。「日本の首相が来れば首脳は集まる」(外務省幹部)との見立ては当たった。