吉田康一郎blog
2014/03/24 23:46
西村幸祐氏FBより — 台湾の学生による国会占拠が始まった18日夜以来、国会内からのニコ生中継は貴重な情報源となっています。また、警官隊や公安の突入を抑止する機能も果たしています。まあ、それは、警備する側、秩序を恢復する側にしても、このような事態になったときのインターネット生中継の役割が非常に重要であることは変わりません。軍事的、公安的にも研究すべき事象として専門家や関係者に注目されています。 それは、さておき、リンク先はニコ生中継を視聴する日本人に、彼らの闘争スローガンが「吠え吠え熊!」と聴こえることから、日本人がそう呼び出したという、リンゴ日報の「ほのぼの記事」です。 因みに、占拠中の台湾国会内からのニコニコ生中継の視聴者は、すでに100万人はとっくに突破し、200万人に迫る勢いです。
2014/03/24 23:04
《大国に媚びる朴大統領、クリミア情勢に異例のダンマリを決め込む体たらく》 韓国が、ロシアにも中国にも何も言わず、日本にだけ無茶苦茶な攻撃を仕掛けてくる理由は簡単です。日本だけが無抵抗だからです。 以下、記事抜粋。 — 朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる韓国政府が、ウクライナ南部クリミア自治共和国を併合したロシアに対し、腰の引けた姿勢に終始している。併合に形ばかりの抗議声明を発表しているが、ロシア政府との高官協議ではクリミアの話題にすら触れなかったのだ。米国の同盟国であり、法の支配を重んじる旧西側諸国の一員としては異例の対応。まるで“プーチン恐怖症”に陥ったかのようだ。 プーチン大統領がクリミア自治共和国のロシア連邦への併合を宣言した18日、ソウルでは、韓国外務省の李京秀(イ・ギョンス)次官補が、ロシアのモルグロフ外務次官と次官級政策協議に臨んでいた。 聯合ニュースによると、協議では併合宣言当日にクリミアの「ク」の字も出ず、ロシア、北朝鮮、韓国を結ぶ鉄道プロジェクトなどの話に終始したという。韓国外務省は同じ日に「ウクライナの主権、領土保全と独立は必ず尊重されなければならない」とする報道官談話を発表したが、肝心のロシア高官の面前で、ダンマリを決め込んでいたのでは意味がない。 韓国は現在、国連に潘基文(パン・ギムン)事務総長を送り出し、国連安全保障理事会の非常任理事国という立場にもある。ところが、クリミア編入宣言に対する対露制裁に関しては、韓国政府内には「制裁に乗り出すのはまだ早いとの見方が多い」(聯合ニュース)という体たらくだ。 著書『呆韓論』(産経新聞出版)がベストセラーとなっているジャーナリストの室谷克実氏は「驚くに値しない」といい、こう続ける。 「強いところには従う。従わなければ何も言わない。これが韓国の一貫した外交だ。特に、ロシアは米国と違って同盟関係にない。だから、怒らせては困る、という心理が働く」 韓国にとってロシアは、米国、サウジアラビアに次ぐ自動車輸出先第3位の魅力的な市場でもある。ウクライナ情勢を受けたルーブル安で輸出額は減少傾向にあり、クリミア併合への抗議でロシアの怒りを買うのは得策ではないというわけだ。 大国におもねる韓国の外交姿勢は、対中外交でより顕著だ。 前出の室谷氏は「その証拠に、中国によるチベット、新疆ウイグルへの弾圧、人権問題にも何も言わない」と指摘する。 中国は韓国にとって最大の貿易相手国だけに、「韓国政府だけじゃなく、マスコミも一緒になって中国の人権問題を無視している」(室谷氏)のが実情という。 韓国政府は、日本海について、韓国名「東海」も併記するようしつこく主張するが、中国沿岸部が接する黄海に関しては韓国名「西海」を併記するよう求めることはほとんどない。 ご都合主義、ここに極まれり-と言いたくなる対外姿勢だが、それもこれも「韓国が日本は強くないと見ているから」(室谷氏)に他ならない。安倍晋三政権としては、日米韓首脳会談でも韓国におもねらず、毅然(きぜん)とした外交を続けるのが得策といえそうだ。
2014/03/24 22:40
《同胞団員ら529人に死刑判決 強まる締め付け エジプト》 僅か1年前まで、ムスリム同胞団がここまで弱体化するとは予想できなかったのではないでしょうか。 以下、記事抜粋。 — エジプト中部ミニヤ県の裁判所は24日、昨年7月にモルシー前大統領が解任された軍クーデター後の衝突や警察幹部殺害に関与したなどとして、モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のメンバーら529人に死刑を言い渡した。米欧からの批判も予想されるが、同胞団を「テロ組織」とみなすエジプト政府は、今後も締め付けを強めていくものとみられる。 エジプトではクーデター以降、暫定政権の後ろ盾である軍を礼賛する世論が支配的で、警察当局は同胞団メンバーを当局に“通報”するよう市民らに奨励しているとされる。今年前半にも行われる大統領選では軍トップであるシーシー国防相の出馬・当選が有力視されており、そうなれば、軍の力を背景とした強権政治が強まる可能性は高い。昨年11月には街頭デモを規制する法律も施行された。 またクーデター後は、同胞団を危険視するサウジアラビアなど湾岸諸国からの支援が増加していることもあり、暫定政権側は、米欧から批判を受けても政権運営の致命傷にはならないと判断しているとみられる。 同胞団は散発的に抗議デモを行うなど抵抗を続けているが、組織力は衰退。モルシー派のイスラム武装勢力による警察を狙ったテロがしばしば発生していることも「反同胞団」世論を強めることにつながっており、今回の判決が、係争中のモルシー氏や同胞団幹部らの裁判に影響する可能性もある。
2014/03/24 19:42
《3.26(水) 頑張れ(加油)台湾民主運動! 緊急国民行動!》【拡散希望】 台湾で馬政権の「中台売国貿易協定」に抗議活動を行っている学生達に連帯と支援を示すデモが決まりました。ご参加下さい。 以下、概要。 — 頑張れ(加油)台湾民主運動! 緊急国民行動! 期日: 平成26年3月26日(水) 時間: 15時30分集合 16時00分開始(~18時) 場所: 台北駐日経済文化代表処前 地下鉄南北線・三田線「白金台駅」1番出口から徒歩5分 (東京都港区白金台5-20-2) ※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止) ※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい。 主催: 頑張れ日本!全国行動委員会・台湾研究フォーラム お問い合わせ: 頑張れ日本!全国行動委員会 TEL 03-5468-9222
2014/03/24 18:09
《安重根記念館、習主席「私が建設指示した」朴大統領に 中国主導で日韓にくさび》 中韓首脳が、奴隷化した日本にしか友好を求めていない事を、事実として認識しなければなりません。 以下、記事。 — 核安全保障サミットに出席するためオランダ・ハーグ入りした韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は23日夜(日本時間24日未明)、中国の習近平国家主席と会談し、初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺した安重根の記念館が1月に中国のハルビン駅に開設されたことを評価した。韓国大統領府が明らかにした。 朴氏は25日に日米韓首脳会談に臨み、オバマ米大統領を交えて安倍晋三首相と初めて会談する予定。これを前に歴史問題で中韓首脳が「対日共闘」を確認した形だ。会談は中国が開催を主導したと伝えられ、日米韓の連携強化にくさびを打ち込む思惑もうかがえる。 習氏は会談で「私が記念館建設を指示した。両国国民の(安重根への)思いを強め、(中韓の)重要な結び付きとなる」と切り出し、朴氏が「両国国民から尊敬される安重根義士をしのぶ記念館は、友好協力の象徴になる」と応じた。 さらに習氏は、日本統治に抵抗した朝鮮人部隊「光復軍」を記念する石碑が近く、部隊の拠点があった中国・西安に完成すると説明した。朴氏は「意義深く思う」と述べたという。 会談で両首脳は、北朝鮮の非核化を目指す方針も再確認した。
2014/03/24 18:07
《台湾 行政院に突入・占拠の学生を強制排除、100人けが》 漸くテレビが台湾情勢を報じました。しかし、Too little, too late ですね。 以下、記事。 — 台湾で、中国と調印した貿易協定の撤回を求める学生らが内閣にあたる「行政院」に侵入していた問題で、台湾の警察当局は24日未明、学生らの強制排除に乗り出し、警官隊と学生ら双方のおよそ100人がけがをしました。 台湾の警察当局は24日未明、台湾の内閣に当たる「行政院」の建物に侵入していたおよそ1000人の学生らの強制排除に乗り出しました。この衝突で、警官隊と学生らの双方、およそ100人がけがをしました。 台湾では、中国と調印した、市場を開放する貿易協定に反対する学生らが18日、国会にあたる「立法院」の議場を占拠し、協定の撤回を求めましたが、国民党を率いる馬英九総統が学生らに退去を求めたため、学生らは「誠意がない」としてさらに反発し、内閣にあたる「行政院」にも侵入していました。馬総統は、協定が承認されなければ台湾が目指すTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入にも影響するとしていますが、事態収拾のめどは立っていません。
2014/03/24 17:49
《 中国海軍、観艦式に日本のみ招待見送り》 では、日本側も招けませんね。 以下、記事。 — 中国海軍は来月下旬、軍事力をアピールする観艦式を各国を招待して5年ぶりに行いますが、日本の海上自衛隊の艦艇に対しては招待を見送っていることが日中外交筋への取材でわかりました。 中国海軍の観艦式は来月下旬、創設65周年を記念して行われるもので、5年前の前回からはアメリカやロシアなど各国海軍の艦艇も招待し、軍事力の増強を誇示するとともに、国際協調を重視する姿勢をアピールしています。 中国側は、今回も10数か国の艦艇を招待する方針ですが、日本の海上自衛隊の艦艇に対しては現時点で招待を見送っていることが日中の外交筋への取材でわかりました。 中国は前回も国内世論の反発を懸念して、日本については北朝鮮とともに招待を見送っていますが、今回の対応には、アメリカなど各国も不快感を示しているということで、日本が参加する可能性を引き続き探っています。
2014/03/24 17:45
《中国国防費「公表の約2倍」 防衛省が分析、HPで初公開》 日本政府、よく公式に認め公表しました。こういう点が安倍政権は素晴らしい。 以下、記事。 — 防衛省は同省のホームページ(HP)で、中国の2014年度国防予算と米国の4年ごとの国防計画見直し(QDR)に関する資料をそれぞれ公開した。資料は与野党議員への説明用に作成したもので、一般公開は初めて。11日に開かれた自民党の国防関連部会で、同党議員から「広く国民に知らしめた方がよい」との要望があった。 資料では、中国の国防費について「公表額の約1・3~2倍との指摘がある」と分析。「国防白書などで(1)人員生活費(2)活動維持費(3)装備費に3分類し、それぞれの総額と概括的な使途を公表するのみだ」として、透明性が欠如していると結論づけた。 米国のQDRについては、強制削減が再開すれば陸軍規模が42万人に縮小するなどのポイントを説明。「米国は北朝鮮のミサイルを早期警戒・追尾する2台目のレーダーを日本に配備」との記述があることにも着目した。 防衛省はこれまでに、HP上で「中国航空戦力等の我(わ)が国周辺空域における活動について」と題したコーナーも新設。日本領空に接近する中国機や自衛隊機の緊急発進の状況を説明し、情報公開を進めている。
2014/03/24 15:50
《台湾人学生に対する中国人総統の報復―警官隊が暴行》 台湾研究フォーラム会長 永山英樹氏ブログ「台湾は日本の生命線!」より。 以下、記事。 — 事の発端は国民党の馬英九政権が昨年六月中国との間でサービス(服務)貿易協定を締結したこと。台湾経済の主体である中小企業に大打撃を与えるばかりか、中国からの投資移民を誘致し、台湾併呑を目論む中国の影響力を台湾の政治に大きく及ぼしかねないほどの同協定を、密室作業で締結したわけだから、国会では野党はおろか国民党までもが逐条審査を行うことを決め、その発効に待ったを掛けたのだが、国民党議員団は三月十七日、中国の顔色をうかがう馬英九の意に従い、審査通過を強行に採決。これに危機感を抱いた学生らが十八日に立法院(国会)に突入し、議場を占拠。国会周辺も学生や民衆によって包囲された。 ヒマワリ学生運動と称されるに至った今回の行動に参加する群衆は暴徒ではない。民主主義を蹂躙し、台湾を中国に売り渡そうとする馬英九に対し、民主主義を守り、台湾を守ることを要求する怒れる群衆なのだ。だからこそ彼らは多くの国民の支持を受けている。 ところが馬英九は二十三日に記者会見を行い、服貿協定の撤回を求める群衆に対し、「服貿協定は台湾にとり、弊害よりも利益の方が大きい」「これが民主主義と言えるのか。このようなやり方で法治を犠牲にするのか」などと批判した。 かくして同日夜、学生ら群衆は行政院(内閣)を包囲。一部が建物の中に突入したのである。 二十四日払暁の時点で群衆はほぼ排除された。報道によれば約三時間で六十八人の群衆が負傷して病院に担ぎ込まれた。学生らの楯として奮闘していた台湾団結連盟の周倪安立法委員(国会議員・女性)もその一人。肋骨を折る重傷だ。 台湾団結連盟の黄昆着輝主席はこの事件を「台湾版天安門事件」と批判した。 中国軍の事実上の宣伝機関である香港のフェニックステレビの時事解説院である阮次山は二十日の番組で、国民党議員に一度は服貿協定の逐条審議を許した馬英九を「祖国大陸への反抗」と批判したが、これは中国政府の代弁だろう。こうした横暴な主張は中国人の政治文化の為せる技だ。 そして、まさにそれと同様の情念で台湾の国民を虫けらの如く扱う馬英九においても、中国人のDNAを見て取ることができる。民衆による国会占拠で面子を潰され、復讐の弾圧を加えようとの衝動に駆られているとしても、中国人権力者であれば不思議なことではない。天安門事件で鄧小平がそうだったように。 現地では国民党寄りのメディアの記者もどさくさに紛れて暴行をふるったそうだ。ごみ箱を蹴り倒し、それを撮影して群衆を暴徒に仕立て上げようとしたテレビカメラマンも目撃されている。また反国民党のメディアの記者は警察から暴行を受けた。どれもこれもが台湾人憎しの中国人感情の表れではないのか。 学生らは行政院に突入したが、それを煽る国民党の分断工作は行われなかったのか(群衆の中に同党関係者がいたとの情報もある)。また警察はなぜ一度は学生らの突入を許してしまったのか。群衆を暴徒と宣伝し、それを弾圧の口実にするといった謀略など、中国人にはお手のもののはず。真相は知りようもないが、狡猾な中国人の謀略に対抗できるほど、台湾人の民族性は狡猾ではなく、それを思えば実に危うい。 いずれにせよ、民衆に対する国民党の恫喝工作は成功を収めたと言えるだろう。 行政院から駆逐された群衆の多くは立法院に撤退した模様。学生らはなおも徹底抗戦の構え。若き彼らは恫喝を受ければ受けるほど闘志を高めているとされる。 ある学生は演説を行い、警察に対して涙ながらに訴えた。 「あなたたちは、こんなやり方で自国の国民を扱い耐えられるのか。もし制服を脱いだなら、我々の側に立つものと信じている」