《領土が拡大されたロシア》
北極海で新島発見、続報。
永久凍土では島が出来たり消えたりする、とは驚きです。
以下、記事抜粋。
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2013年、ロシアの領土が拡大した。ロシア人パイロットが偶然、新たな島を発見した。パイロットたちは、ヘリコプター「ミル26」でサハ共和国沖のラプテフ海上空を飛行中に、約500平方メートルの島を見つけた。パイロットたちは、「島を発見したのは僕だ!」、「いや、僕だ!」と言い争ったため、新島はその後、ロシア語で「僕」を意味する「ヤー」を繰り返した「ヤーヤー」と名づけられた。
発見された島の面積は、およそ500平方メートル。島は、ノボシビルスク諸島の一部だ。ノボシビルスク諸島は、非常に興味深い諸島だ。1733-1734年のベーリングの大北方探検の地図に記載されていたセミョーノフ島、ワシリエフ島、フィグリン島、メルクーリー島、ディオメーデー島などは消滅してしまい、現在はない。その代わり、新たな島が出現している。
「新たな島の出現は、恐らく地質構造の変動ではなく、永久凍土に関連したものだと思われる。島々の間の海の深さは浅いことが多い。凍ったり融けたりした結果、新たな島が出現した可能性がある。」
新島「ヤーヤー」は、その出現と同じように、突然消えてしまう可能性もある。