《中国の「強引な主張展開」を批判 南シナ海規制問題で米高官》
記事の通りであれば、ラッセル国務次官補が表明した米国の姿勢は100点満点です。
「領有権主張は国際法に基づくべき」
「東シナ海上空に設定した防空識別圏は受け入れない」
「南シナ海上空に拡大しないよう要求」
「安倍政権が行使容認を目指す集団的自衛権は(国際的に)確立されたものだ」
「日本が日米同盟の枠組みでより積極的な安全保障上の役割を果たしていくことは、地域の安定に資する」
以下、記事。
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米国のラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は4日、ワシントンでの記者会見で、中国が南シナ海での外国漁船規制など一方的な法的措置を取っていることなどについて「強引な主張」を展開していると批判した。
ラッセル氏は、領有権主張は国際法に基づくべきだと強調し「単に無差別に管轄権を宣言すれば済むものではない」と指摘。また、東シナ海上空に設定した防空識別圏は受け入れないとし、南シナ海上空に拡大しないよう重ねて要求した。
安倍政権が行使容認を目指す集団的自衛権については「(国際的に)確立されたものだ」と述べ、日本が日米同盟の枠組みでより積極的な安全保障上の役割を果たしていくことは、自然災害時の人道支援を含めて地域の安定に資するとの考えを強調した。