2014/04/16 3:44

日米の毅然たる態度が、中国の国際観艦式を中止に追い込みました。米国が「日本外し」に抗議し艦船派遣を見送った「実例」が残る事を嫌がった結果でしょう。

《中国が国際観艦式を中止 マレーシア航空機の捜索活動優先? 米国の“抗議”が影響か》

 中国国営新華社通信によると、中国海軍は15日、4月下旬に中国山東省青島で予定していた国際観艦式を中止することを決めた。西太平洋地域の海軍首脳を一堂に集める「西太平洋海軍シンポジウム」は予定通り、開催される見通し。

 中国海軍の梁陽報道官は中止の理由について、「中国は消息を絶ったマレーシア航空機の捜索活動を重視しており、海軍は多くの兵力を投入している」とした上で、「長期にわたる捜索も実っておらず、乗客の家族に大きな傷を与えている」と説明している。

 国際観艦式は中国海軍創設65周年を記念し、アジア太平洋地域各国の艦船を招いて開催される手はずだった。

 しかし、中国側が日本の海上自衛隊を招待していないことが判明。その後、米軍が艦船派遣を見送ることを表明した。観艦式中止は米国の“抗議”が影響した可能性もある。