台湾・台東で、約1億7000万円の予算を組み、日本時代の神社を初めて復元。嬉しい半面、「建物」だけでなく、日本の宮司が祭祀を執り行うきちんとした「神社」にしなければいけないと思います。台湾ならば、相談できると思いますが。
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《日本時代の神社を復元へ 新たな名所誕生に期待/台湾・台東》
台東県鹿野郷の竜田村にかつて存在した鹿野神社が復元される見通しになった。
竜田村は日本統治時代の移民村として知られており、当初はサトウキビ栽培のため、新潟や長野などから多くの開拓者が移ってきた。村内には鹿野神社が建立されたが、時間の経過で損傷が激しく、現在では台座しか残っていない。
神社本来の姿を復元し、地元の観光スポットにしようと、交通部観光局・花東(花蓮・台東)縱谷国家風景区管理処はこの度、5000万台湾元(約1億7000万円)の予算を組み、神社や鳥居の修築に踏み切った。関連工事は日本の専門業者などの協力の下で行われるという。
台湾での神社復元は今回が初めて。地元に現存する数少ない日本ゆかりの施設でもあることから、同管理処では完全再現される鹿野神社が地元を代表する“新たな顔”になればと期待を寄せている。
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201405260008.aspx