《米中日に常に身をゆだねてきた韓国が歴史の正義を語れるのか?―台湾紙》
台湾紙・自由時報は7日、「『自由広場』2014中韓抗日の歴史の真相」と題した記事を掲載し、「米日中に常に身をゆだねてきた韓国が歴史の正義を語れるのか?」と指摘しました。日本の左翼プロパガンダ紙より余程読む価値があります。
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7月3日、中国の習近平国家主席が韓国を初訪問した。中央テレビ(CCTV)は友好ムードで習主席が朴槿惠大統領の招きを受けて「抗日戦争記念儀式」を共催したと報道。それによると、双方は「正確な歴史認識」を基に抗日の精神同盟を共同で構築すると表明した。だが、韓国は抗日を経験しているのか?
韓国近代史はフランスの第2次大戦時の変化とよく似ている。ナチスがパリに攻め入り、ヴィシーに遷都したペタン政府がフランスの合法政府となる。一方、ド・ゴールらがロンドンに「自由フランス」を結成し、同盟軍を支援して枢軸国に抵抗した。初期の頃は単に政治的な呼び掛けをする勢力にすぎず、亡命政府ですらなかったが、その後、フランスの合法政府となった。
中国の属国だった大韓帝国は1910年に大日本帝国と併合条約を締結。これ以降、1937年の支那事変の時も1941年の米国への奇襲の時も、韓国臣民は納税のみならず、兵役にも駆り出された。1948年~1969年の20年間、韓国陸軍参謀長は日本の軍官出身者が占めた。朴正熙元大統領もそのうちの1人である。
韓国の一部民族主義者が1919年に上海で「大韓民国臨時政府」を結成し、1938年に「朝鮮義勇隊」が武漢で発足した。1940年「韓国光復軍」が結成され、重慶で国民党軍事委員会の傘下となる。第2次大戦後、韓国政府は米国の支持の下で独立した。このように米日中に常に身をゆだねてきた韓国が歴史の正義を語れるのか?
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20140707/Xinhua_88188.html