日本共産党は、従来から全千島の返還を主張してきました。同党が共産政権樹立を前提としている事には反対ですが、全千島返還要求には賛成です。
なお、連合国の領土不拡大原則からすれば、南樺太の返還を要求して良いと考えますし、北樺太も歴史的領土です。
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《共産・志位和夫委員長「ロシアに全千島列島の返還を要求せよ」 菅義偉官房長官に要請》
2016.10.18 産経新聞
共産党の志位和夫委員長は18日、国会内で菅義偉官房長官と会談し、ロシアとの北方領土交渉ではあくまで千島列島の全面返還を求め、歯舞群島と色丹島の「2島先行返還」が実現した場合でも平和条約を締結しないよう要請した。
志位氏は要請文で、1855年の日魯通好条約と1875年の樺太・千島交換条約で「全千島列島が日本の歴史的領土になった」と主張。日本領土の範囲を画定した1951年のサンフランシスコ講和条約は、ソ連が対日参戦の条件とした「千島列島の引き渡し」を米英側が受け入れたもので「『領土不拡大』という大原則に背く不公正なもの」と位置づけた。
志位氏は、サンフランシスコ講和条約の千島関連条項を無効化し、千島列島の全面返還を内容とする平和条約を結ぶよう主張。一方、歯舞・色丹は「北海道の一部」として先行返還を容認するが「その場合は中間的な条約と結びつけて処理」することを求めた。
http://www.sankei.com/politics/news/161018/plt1610180054-n1.html
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