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オランダ国民投票、EUとウクライナの連合協定に圧倒的多数が反対。この投票結果は、ウクライナとの連合に対する反対と理解すべきではありません。移民問題とテロ問題を引き起こし、有効に対処できないEUの理念と現状に対する不信任であると考えるべきです。

我が国は、欧州のこの状況を他山の石として、お粗末なユートピア論を前提とした安易な移民政策に踏み出すべきではありません。

《オランダ国民投票、ウクライナ連合協定に反対》
2016.04.07 産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】オランダで6日、欧州連合(EU)とウクライナの経済・政治関係の強化を図る「連合協定」の是非を問う国民投票が行われ、即日開票の結果、反対が賛成を大きく上回った。結果に法的拘束力はないが、ルッテ政権は批准手続きで難しい対応を迫られ、欧州連合(EU)にとっても大きな打撃となる。

 投票はオランダ国民のEU自体への賛否を測る機会ともされ、同国だけでなく欧州各地のEU懐疑派が勢いづき、6月にEU残留の是非を問う国民投票を行う英国の動向にも影響を与える可能性がある。

 現地メディアが報じた暫定の開票結果によると、協定への反対票が61・1%に上る一方、賛成票は38・1%にとどまった。投票率は32・2%で、投票結果が有効とされるのに必要な30%をわずかに上回った。

 連合協定は自由貿易協定(FTA)を柱とした内容ですでに仮発効している。オランダは議会で承認したが、正式な批准をEU加盟国で唯一済ませていない。ルッテ首相は6日夜、閣内や議会、EUと対応を協議する考えを示した。

 国民投票はEUに批判的な市民が必要な署名を集めて実施が決定。反対派はウクライナのEU加盟につながると協定を批判。一方、オランダは2014年のマレーシア航空機撃墜後、対ロシア関係が悪化し、賛成派は反対がロシアを利することになると訴えていた。

 オランダは欧州統合を推進してきたが、05年にはEUが基本法として制定を目指した欧州憲法の批准が国民投票で否決されている。

http://www.sankei.com/world/news/160407/wor1604070008-n1.html

《オランダ国民投票、EU・ウクライナ協定に「反対」多数》
2016.04.07 日経新聞

 【ブリュッセル=森本学】オランダが6日実施した国民投票で、欧州連合(EU)とウクライナの連合協定への「反対」投票が多数を占める見通しとなった。地元メディアによると、協定への反対が60%超に達し、賛成の40%弱を大きく上回った。投票率は結果が「有効」となる30%をぎりぎりで上回ったもようだ。

 国民投票はEUとウクライナが結んだ自由貿易協定(FTA)を柱とした連合協定の是非を巡るもの。同協定は1月からFTAを含む全体が仮発効している。EU28カ国中、オランダを除く27カ国が批准手続きを完了。オランダも議会が承認済みで、政府がEUに通知すれば手続きは終わる。

 投票結果に法的拘束力は無い。ただ反対が大きく賛成を上回った投票結果が「有効」と正式に判定されれば、それを無視して批准手続きを進めるのは難しくなりそうだ。ルッテ首相は6日夜、投票結果の確定を見極めた上で、慎重に対応すると表明した。

 今回の国民投票は、EU加盟国での「反EU」感情の高まりを測る尺度になるとも注目されていた。とくに6月にEU離脱の是非を問う国民投票を控える英国への影響を指摘する声が多い。オランダの国民投票の発起人らも、EU自体への賛否を問う狙いがあるとしていた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H0T_X00C16A4EAF000/

《オランダ国民投票、EU・ウクライナ協定を圧倒的多数で否決》
2016.04.07 ロイター
http://jp.reuters.com/article/netherlands-eu-rutte-idJPKCN0X40ZG

《EU貿易協定に反対が多数 オランダ国民投票》
2016.04.07 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160407/k10010470281000.html

https://www.facebook.com/koichiro.yoshida.jp/posts/571516606349213

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