中国は経済の貿易依存度が高い。貿易総額が前年同月比12%減で、経済がプラス成長などという事がある訳がありません。中国の国家統計局が10月19日に発表した第3四半期のGDP成長率が前年同期比6.9%増、という数字は虚偽ですね。
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《中国の貿易総額12%減、8カ月連続マイナス 10月》
2015.11.08 産経新聞
中国税関総署は8日、輸出と輸入を合わせた10月の貿易総額がドルベースで前年同月比12.1%減だったと発表した。輸出が6.9%減、輸入は18.8%減だった。貿易総額のマイナスは8カ月連続で、減少幅は9月の11.4%よりも拡大した。
内外需ともに振るわない状況が続いており、中国経済の停滞感が一段と鮮明になってきた。中国を最大の貿易相手国とする日本の経済にも影響を与えそうだ。
輸出の前年同月比の減少幅も9月より拡大した。前月比でも減少しており、8月に実施した人民元の切り下げが輸出を促進する効果は表れていない。
1~10月累計の貿易総額は前年同期比8.5%減となった。年間で6%増とする政府目標を大きく下回っており、目標達成はほぼ絶望的な状況だ。
1~10月累計の貿易総額を国・地域別で見ると、日本は11.2%減と引き続き低調。欧州連合(EU)は8.3%減少した。経済が好調な米国は1.8%増とプラスを維持した。(共同)
http://www.sankei.com/economy/news/151108/ecn1511080017-n1.html