《豪の6割超「中国の軍事伸長に抵抗すべき」 世論調査》
2015.06.16 ZAKZAK
オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所が毎年実施している世論調査で、アジア太平洋地域での中国の軍事的な伸長に対しては、経済関係に影響を及ぼすことになるとしても、オーストラリアはもっと抵抗すべきだと66%が答えたことが16日、分かった。調査は1200人を対象に行われた。
中国の位置付けでは77%が経済的パートナーと見なし、軍事的脅威としたのは15%にとどまったが、日米豪の批判にもかかわらず、南シナ海で岩礁埋め立てなどを進める中国の行動が回答に影響した可能性もある。
調査では73%が中国とより緊密になるべきだとする一方、70%が中国から不動産に対する投資を受け入れすぎていると答え、中国への評価と警戒が「入り交じった見方」(同研究所)となった。(共同)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150616/frn1506161939010-n1.htm