2015/06/10 13:05

中国の経済速報一つを見ても、各紙の論調の違いが分かります。

《5月の中国貿易総額は9.3%減 3カ月連続マイナス、輸出入とも振るわず》
2015.06.08 産経新聞

 中国税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、輸出と輸入を合わせた貿易総額は前年同月比9.3%減と3カ月連続で前年同月を割り込んだ。輸出と輸入が共に振るわず、中国経済は引き続き下振れ圧力に直面している。

 中国の輸出型製造業は賃金上昇などで生産コストがかさむようになり、国際競争力が落ちている。また不動産不況を背景に内需が振るわないため、輸入も低迷している。

 中国政府は貿易総額を年間で6%増とする目標だが、達成は危ぶまれる状況だ。5月の輸出は2.5%減と、4月の6.4%減と比べて減少幅が縮小。ただ輸入は17.6%減で、4月の16.2%減と比べ拡大した。

 中国の1~3月期の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比7.0%と、6年ぶりの低水準に落ち込んだ。政府は景気刺激策として、輸出型製造業の強化や、国内消費の増加を目指している。(共同)

http://www.sankei.com/economy/news/150608/ecn1506080013-n1.html


《中国貿易総額9・3%減 5月、3カ月連続マイナス》
2015.06.08 共同通信

 【北京共同】中国税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、輸出と輸入を合わせた貿易総額は前年同月比9・3%減と3カ月連続で前年同月を割り込んだ。輸出と輸入が共に振るわず、中国経済は引き続き下振れ圧力に直面している。

 中国の輸出型製造業は賃金上昇などで生産コストがかさむようになり、国際競争力が落ちている。また不動産不況を背景に内需が振るわないため、輸入も低迷している。

 中国政府は貿易総額を年間で6%増とする目標だが、達成は危ぶまれる状況だ。

http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015060801001735.html


《中国:輸出入3カ月連続マイナス 5月貿易統計》
2015.06.08 毎日新聞

 【北京・井出晋平】中国税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、輸出は前年同月比2.5%減の1907億ドル(約24兆円)、輸入は17.6%減の1312億ドル(約16兆円)だった。輸出入ともに減少するのは3カ月連続。欧州や日本向けの輸出が振るわない上、内需低迷で輸入の低調も続いている。

 輸出は3カ月連続で減少した。最大の貿易相手である欧州で景気低迷が続いていることや、円安などが要因とみられる。ただ、減少幅は前月(6.4%減)から縮小した。1〜5月の累計では、米国向けが前年同期比8.7%増、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが9.7%増の一方、欧州連合(EU)向けが2.3%減、日本向けは11・4%減だった。

 輸入は7カ月連続の減少で、減少幅は前月(16.2%減)から拡大した。鉄鉱石や原油など原材料のほか、金属加工機械や自動車の輸入が減少した。商品価格の下落が輸入額を抑えたのに加え、国内消費が弱いためとみられる。

 中国政府は今年、輸出入を合わせた貿易総額を6%増やす目標を掲げている。だが、1〜5月の貿易総額は前年同期比8%減となっており、内外需の低迷で目標を大きく下回っている。

http://mainichi.jp/select/news/20150609k0000m020003000c.html


《中国の輸出、3カ月連続前年割れ リーマン時以来の事態》
2015.06.08 朝日新聞

 中国の税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、輸出が1908億ドル(約23・9兆円)で、前年同月より2・5%減った。3、4月に続いて3カ月連続の前年割れとなり、リーマン・ショックの影響で約1年間、輸出が前年を下回り続けた2008~09年以来の事態となった。

 5月の輸出は欧州連合(EU)向けが6・9%、日本向けも8・1%減った。東南アジア諸国連合(ASEAN)向けも前年を0・1%下回った。米国以外は不透明感の高い世界経済の状況が、中国の外需にブレーキをかけ、国内経済の減速に追い打ちをかけている。

 1~5月の累計の輸出も前年比0・7%増で、前年からはほぼ横ばい。中国は今年の貿易目標を前年比6%増としているが、達成は早くも微妙になっている。

 一方、輸入は前年同月比17・6%減の1313億ドル(約16・4兆円)で7カ月連続の前年割れとなった。今年に入ってからは毎月、10%以上の大幅減を記録している。中国向けの輸出に期待するアジアなど他の新興国にとって、中国の輸入減が打撃となっている。(北京=斎藤徳彦)

図:中国の輸出は前年割れが続く

http://www.asahi.com/articles/ASH6843DMH68UHBI00R.html


《中国の輸出、5月2.5%減 3カ月連続マイナス》
2015.06.08 日経新聞

 【北京=大越匡洋】中国税関総署が8日発表した5月の貿易統計によると、米ドルベースの輸出額は前年同月比2.5%減となり、3カ月連続で前年水準を下回った。4月と比べ減少幅は縮小したものの、外需は勢いを欠き、中国景気の下振れ圧力となっている。輸入は17.6%減と2桁の減少となり、7カ月連続で前年より落ち込んだ。

 5月の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は約595億ドル(約7兆4500億円)の黒字となった。1~5月累計の輸出と輸入を合わせた貿易額は前年同期に比べ8.0%減った。中国政府が今年の貿易額の伸びの目標としている「6%前後」の実現は早くも難しい状況となっている。

 主な貿易相手別にみると、1~5月の日本との貿易額は11.3%減と2桁の減少幅となった。欧州連合(EU)向けも7.2%減と、減少傾向が続いている。一方、米国向けは2.6%増と堅調を維持した。東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは0.3%増の微増にとどまった。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM08H1J_Y5A600C1EAF000/

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