2014/10/22 4:58

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どれだけ広く人工的に埋め立てようと、ファイアリークロス(永暑)礁は、
元々、ジョンソン南礁と同じく満潮時には海面下に沈んだ暗礁です。国際法上、中国の領土とも領海の基点とも全く認められません。日本政府は、中国のこの一連の行為が全く無効である事を声明し、侵略性を非難すべきです。

《中国、岩礁埋め立て面積は南沙諸島最大に 台湾実効支配の太平島の約2倍》
2014.10.22 産経新聞

 【香港=田中靖人】中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で、ベトナムなどと領有権を争う岩礁ファイアリークロス(同・永暑)礁を埋め立て、面積が同諸島で最大になっていると21日付の台湾各紙が報じた。

 中国メディアの情報として伝えた。中国は今年6月ごろから正式に埋め立てを開始。面積はすでに0・9平方キロを超え、台湾が実効支配している同諸島で最大だった太平島(約0・4平方キロ)の約2倍に達したという。同礁は、水深の浅い暗礁部分が太平島の8倍近くあり、埋め立て面積はさらに2倍程度、拡充されるとみられる。

 同礁は中国の軍事拠点で、4千トン級の船舶が停泊できる埠頭やヘリパッドがあり、海軍陸戦隊(海兵隊)約200人が駐留している。報道は今後、戦闘機が離着陸できる滑走路の建設や対空ミサイルの配備、埠頭の拡充が進み、「南シナ海防空識別圏」が設定される可能性があるとの軍事専門家の見方を伝えている。

 台湾では今月15日、情報機関トップが、中国が同諸島の岩礁5カ所を埋め立てているとして「懸念」を表明している。
http://www.sankei.com/world/news/141022/wor1410220014-n1.html

《中国、新たな南沙開発か 岩礁2カ所を埋め立て作業》
2014.06.05 産経新聞

 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのアキノ大統領は5日、中国と領有権を争う南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で、新たに2カ所の岩礁で埋め立てる動きが確認されたと述べた。現場で撮影された作業船は、中国がフィリピンの抗議を無視して埋め立てを進めるジョンソン南礁(フィリピン名・マビニ礁、中国名・赤瓜礁)で使われたものと似ているとして確認を急いでいる。

 アキノ氏はテレビのインタビューで、同礁に関する質問に対して現状を説明。この中で、「係争中の別の海域でも開発が始まったようで、再び困惑している」と述べ、場所についてはガベン礁とクアテロン礁であるとした。両礁はかつてベトナムが領有し、1988年に中国が武力衝突の末に占拠している。

 新たな埋め立てについて、デルロサリオ外相は記者団に「動きは把握しており、慎重に状況を確認している」と述べた。

 ジョンソン南礁をめぐっては、フィリピンが自国の排他的経済水域(EEZ)内だと主張。中国が実効支配する暗礁を埋め立て、滑走路建設とみられる工事を始めたことは国連海洋法条約に違反するなどとし、中国に抗議している。
http://www.sankei.com/world/news/140605/wor1406050022-n1.html

《中国、南沙で暗礁埋め立て 「基地強化の一環」比警戒》
2014.05.13 産経新聞

 中国が、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で実効支配する暗礁に大量の砂を搬入、埋め立てにより陸地を拡張していることが13日分かった。米フィリピン両軍事筋が共同通信の取材に明らかにした。既に小規模な基地を設置、将来は滑走路の建設も可能だという。フィリピンは「暗礁を島にする異例の動きで基地強化の一環」と警戒している。

 中国は石油掘削作業をめぐりパラセル(中国名・西沙)諸島でベトナムの艦船と衝突を繰り返し、スプラトリーではフィリピンの補給船の妨害を続けるなど強硬姿勢を鮮明にしており、緊張が高まる懸念がある。

 暗礁は、ジョンソン南礁(フィリピン名マビニ礁、中国名・赤瓜礁)。フィリピンが主張する排他的経済水域(EEZ)内にある。ヘリパッドやレーダー施設を備える基地周辺に大型機材を投入して砂を持ち込み、直径300~500メートルの楕円形に埋め立てた。

 フィリピン軍によると、今年2月に砂の搬入が確認された。満潮時にはサンゴ礁などが完全に海面下となるが、中国は実効支配を主張するため、基地を設置していた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/140513/wor1405130017-n1.html