2014/06/19 21:58



韓国世宗大学のパク・ユハ教授、著作「帝国の慰安婦」で、慰安婦は売春婦で日本軍の同志であったと認め、被害者とだけ主張する事をやめなければならない、と指摘。韓国にも少数、「反日」圧力に屈さず事実を指摘する学者がいます。日本から支えなければなりません。

《韓国教授、慰安婦を売春婦と指摘、起訴されたが謝罪拒否》

韓国紙「東亜日報」の18日付の報道によると、韓国世宗大学日本語学部のパク・ユハ教授が出版した「帝国の慰安婦」で、慰安婦被害者たちを売春婦、日本軍仲間と指摘した。韓国慰安婦援助団体は彼を相手に訴訟を起こしたが、彼は謝罪を拒否している。

パク教授は自身のツイッターで「間違いがないから、謝罪しない」と発信し、「訴訟内容のほとんどは事実を歪曲し、私を中傷したものである。今回の訴訟は数人が企画したもので、慰安婦の意思を代表するわけではない」と強調した。

一方、シェアハウスで暮らす慰安婦被害者9人は当日、名誉毀損として、パク教授を相手に訴訟を起こし、「帝国の慰安婦」の出版や販売、宣伝の禁止を求めている。
http://www.xinhuaxia.jp/social/38236

《元従軍慰安婦ら、「帝国の慰安婦」の著者パク・ユハ教授と出版社を告訴=韓国メディア》

 ソウル近郊の旧日本軍の慰安婦だった女性たちを支援する施設「ナヌムの家」で共同生活する元従軍慰安婦のイ・オクソンさんなど9人が16日、世宗大学日本語日文学科のパク・ユハ教授が昨年8月に出版した「帝国の慰安婦(原題・邦題は「和解のために--教科書・慰安婦・靖国・独島」)」の出版・販売・発行・複製・広告などを差し止める仮処分をソウル東部地裁に申請した。複数の韓国メディアが伝えた。

 原告らは3千万ウォン(約299万円)ずつ、計2億7千万ウォン(2694万円)を支給するように損害賠償請求訴訟も出す一方、出版物による名誉毀損の疑いでパク教授と出版社の代表をソウル東部地検に告訴する予定。

 原告らは、著者が本の中で「元慰安婦は売春や日本軍の協力者とするだけでなく、自分たちのこのような姿を忘れ、自らが被害者とだけ主張し、日韓間の歴史紛争の主な原因となっている」と記述したと指摘。

 続けて「日韓間の和解のために、自分たちの行為が売春であり、日本軍の同志だったと認めること、大衆に被害者としてのイメージのみを伝えることをやめさせなければならない」と記述したことについて、「虚偽の事実を記述し、慰安婦被害者の名誉を毀損、精神的苦痛を与えた」と主張し賠償責任があるとした。

 原告らは「元慰安婦は、日本軍に性的搾取や虐待を受けた明らかな被害者」であり、「日本軍性奴隷制度の存在とその被害の事実は、国連の人権委員会や米国議会などの国際社会でも事実として受け入れられている」と強調。1993年に日本政府が河野談話でこのような事実を認定した事実も付け加えた。

 原告らは同書について、「日本人・朝鮮人・台湾人の『慰安婦』の場合、奴隷的ではあったが基本的には軍人と同志的関係を結んでいた」と記述するなど、問題が多いと批判している。

 今回の訴訟を支援する漢陽大法学専門大学院のパク・ソンア教授は「2月末にナヌムの家の所長からこの話を聞き、漢陽大学リーガルクリニックの学生7人と一緒に最近まで問題の本を何度も読んで議論した結果、訴訟が必要と判断した」と話した。

 パク・ユハ教授は韓国の日本文学者。ソウル出身で高校卒業後、日本に留学。慶大国文科卒、早大博士課程を修了した。

 一方、同日にはソウル東部地検前で記者会見が行われ、イ・オクソンさんは「血が沸いて肉が震えて言葉もない」とし、日本軍慰安婦被害者たちを「売春婦」や「日本軍の協力者」として記述した本を書いたパク教授を強く糾弾した。
http://news.searchina.net/id/1535272