日英2プラス2初開催、日英ACSA交渉入り、日欧EPAの来年合意、等で合意。平成に入って、諸外国との間で、我が国の外交・経済・安全保障に関わる「意味のある」新たなプラットフォームをこれだけ精力的に構築している首相はいないという事を、日本国民はもっと評価しなければなりません。
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《日英2プラス2開催で合意 日欧EPA「来年合意」の目標設定》
英国訪問中の安倍晋三首相は1日昼(日本時間同日夜)、首相官邸でキャメロン首相と首脳会談を行った。両首脳は安全保障分野の協力強化のため、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をロンドンで初開催することや、自衛隊と英軍が食料や燃料を融通し合えるようにする物品役務相互提供協定(ACSA)の締結交渉入りで合意した。
日本にとって2プラス2開催は米国、オーストラリア、ロシア、フランスに続き5カ国目。ACSAは米国、オーストラリアと締結しており、カナダとも大筋合意している。両首脳は新たな防衛装備品の共同開発でも一致した。
会談で安倍首相は、自身が掲げる「積極的平和主義」の具体的な取り組みについて説明した上で、「英国がアジア・太平洋地域にさらに関与することを歓迎する」と強調。キャメロン首相も「安保分野における日本の積極的な役割を歓迎する」と応じた。両首脳はウクライナ情勢の解決に向け、日英間で緊密に協力していくことでも合意した。
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)については、2015年中の実質合意を目指すことで一致。日EUのEPA交渉で妥結目標が示されるのは初めてとなる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140502/plc14050200130001-n1.htm