せっかく事態が収拾するのかと思いきや、馬英九総統が対立的声明を出したそうです。
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《【NEWS】馬英九、対立的声明を出す》
台湾の声ニュース 2014.4.7 24:00
学生らが、木曜日に立法院の占拠を解くという声明を出した頃、総統・馬英九も声明を出した。
それによると、学生の要求に対し、サービス貿易協定は委員会で条文ごとに審査し、行政院から「両岸協議監督条例」を立法院に提出することが総統からの回答だという。
また王金平院長に対し、「監督条例」立法後ではなく、同時にサービス協定の審査を進めるよう呼びかけた。
これは、「ほえほえくまー」として日本のネットでも知られる学生たちの「退回服貿(協定撤回)」の要求や、「先に監督する法律を作ってからの協定審査」という要求を無視するもので、学生に喧嘩を売り、王金平院長の解決策と対立する態度である。
また、24日に立法院の合同委員会で可決した協定撤回決議も無視するものだ。乱暴な態度を、見せかけの柔らかな言葉で包んだ、とんでもない声明である。