少量でも、エネルギー供給源の多様化という観点から、歓迎します。
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《シェールオイル、秋田で国内初の商業生産開始》
資源開発大手の石油資源開発は7日、秋田県由利本荘市の鮎川油ガス田で、新型原油「シェールオイル」の商業生産を1日に開始したと発表した。シェールオイルの事業化は国内で初めて。現在、1日約35キロリットルを生産し、既に西日本の製油所などに出荷している。
シェールオイルは頁岩(けつがん)と呼ばれる硬い岩盤層に含まれる原油で、新たなエネルギー資源として米国では既に生産が本格化し、世界的に注目されているが、日本では採掘が難しく、採算も合わなかった。石油資源開発は岩盤の隙間をふさいでいる石灰石などを塩酸で溶かす「酸処理」によって効率を改善。平成24年10月に鮎川油ガス田でシェールオイルの採取に国内で初めて成功していた。
県庁で記者会見した村橋庸也執行役員は「一定期間は連続して生産できるという見込みが立ったので商業生産に踏み切った」と語った。