仏地方選、反移民や反EUを掲げる右翼政党の国民戦線が7%に大躍進。国民運動連合などの右派が46%。与党社会党を中心とする左派の得票率は41%。移民政策の失敗です。日本は、欧州の移民受入れ政策が失敗であった事を理解しなければなりません。
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《仏、統一地方選で与党社会党が大敗 オランド氏、内閣改造へ》
フランス全国の市区町村議会議員を選ぶ統一地方選(比例代表2回投票制)の第2回投票は30日、即日開票され、景気回復や失業率改善を果たせず支持率が低迷しているオランド大統領の与党社会党(PS)が大敗した。大統領は31日にも大規模な内閣改造に踏み切るとの見方が有力だ。2012年の大統領選以降で初の全国レベルの選挙。30日夜の発表ではPSを中心とする左派の得票率は40.57%、最大野党、国民運動連合(UMP)中心の右派は45.91%。極右政党国民戦線(FN)が6.84%。
エロー首相は「有権者のメッセージは明確。政府と与党の敗北」と述べた。オランド氏は内閣改造に沈黙を守ったが、メディアはエロー氏辞任の場合、バルス氏やファビウス外相が新首相に取り沙汰されている。
左派は南部トゥールーズ、中部リモージュなど人口9千人を超える都市150以上で与党の座を失い、FNは南部ベジエなど人口9千人以上の約15市を獲得。ルペン党首は「わが党は新たな段階に入った」と話した。
(関連)
《仏地方選挙、極右政党が躍進 オランド政権に大きな打撃》
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140325/erp14032501340000-n1.htm