2014/04/02 0:44

米国はすでにポーランドやリトアニアへ戦闘機を増派。NATOはバルト諸国で空軍演習を開始。東欧諸国へのNATO軍の常駐も課題に。バルト3国については間に合った様です。

《NATO、東欧防衛強化を議論へ》

 北大西洋条約機構(NATO)は1日、外相理事会をブリュッセルで開き、ウクライナ情勢をめぐり協議する。ロシアによるウクライナ南部クリミア自治共和国併合で軍事的脅威を受ける東欧の同盟諸国に対する防衛態勢強化が主要議題となる。ロシアとの協力関係見直しも決める見通しだ。ロシアの主要メディアによると、NATOは理事会に先立つ同日、バルト諸国で空軍演習を開始した。

 NATO加盟国ではクリミア併合を受け、ロシアと国境を接するバルト三国など東欧諸国がロシアへの不安を高めている。このためオバマ米大統領は3月下旬の欧州歴訪中、東欧でのNATOのプレゼンス強化の必要性を強調していた。

 具体的には、合同軍事演習やバルト三国の領空の警戒態勢の拡大などが検討されるとみられる。東欧諸国へのNATO軍の常駐や危機管理計画の見直しも課題に上がっている。

 米国はすでにポーランドやリトアニアへ戦闘機を増派。近年は域外活動が中心だったNATOは東欧の防衛強化により、ロシアへの抑止力を高め、集団防衛というNATOの原点の任務への回帰を図ることとなる。

 理事会ではロシアとの協力関係見直しも正式に決める見通し。NATOは3月上旬、大使級のNATOロシア理事会は維持する一方で、ロシアとの実務者級会合を見合わせる方針などを決定している。NATOウクライナ委員会も開かれ、ウクライナ軍の能力向上のための協力も議論される。

(関連)
《NATO、バルト諸国で空軍演習 露メディア》
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140401/erp14040120130006-n1.htm

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