2014/03/22 17:10

《ウクライナに国際監視団100人派遣へ…露同意》

これは、ロシアが現状においてウクライナに侵攻する考えがない事を意味します。

以下、記事。

 全欧安保協力機構(OSCE※)常設理事会の特別会合が21日ウィーンで開かれ、ウクライナに国際監視団100人を派遣することを決めた。

 OSCEに加盟する、欧米や旧ソ連圏の57か国の全会一致による決定で、ロシアも同意した。

 クリミアへの介入や、周辺地域でロシア系住民への支援を行うロシアは、監視団の派遣をこれまで拒んできたが、歩み寄った。制裁を発動し合う欧米とロシアが対話を模索する動きとして注目される。

 国際監視団は文民からなり、「緊張緩和および平和と安定、安全の促進」を目的とする。22日から派遣を開始し、最大400人を追加派遣できる。

 首都キエフを拠点とし、ロシア系住民が多い東部ドネツク、南部オデッサなどで活動し、治安情勢を監視し、報告する。監視団が現地に存在すること自体が、衝突や暴力行為の抑止力になると期待される。

(関連)
《露軍、国境に2万人以上集結 重装備の精鋭部隊か 米主要メディア報道》
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140322/erp14032216120011-n1.htm