2014/03/04 15:36

《ロシアで株価全面安「ブラックマンデー」再来 軍事介入なら「破滅的影響」》

市場は時に、実に味のある動きをします。

以下、記事。

 ロシアでは週明けの3日、ウクライナ情勢の緊迫化に伴う株価の全面安で「ブラック・マンデー」の再来となった。金融市場でも通貨ルーブルが急落し、対ドルで過去最安値を記録。ロシアの専門家から、ウクライナへの軍事介入は露経済に「破滅的な影響をもたらしかねない」と懸念する声が出ている。

 プーチン大統領がウクライナへの軍事介入方針を表明後、初めての取引日となった3日、ガスプロム、ノバテクなど主要資源企業の株価が急落。ロシアの代表的株価指数であるRTS株価指数は一時、前週末終値比で14%以上も下がり、2008年秋のリーマン・ショック以来の記録的な下げ幅となった。

 ロイター通信によると、わずか1日で、600億ドル(約6兆円)の露企業の時価総額が失われた計算となる。