《中国共産党機関紙が「日本鬼子」と対日差別用語掲載 米中連携を要求》
中国は、日本には自国を「支那」と呼ぶなと要求し、自国は日本を「日本鬼子」と罵倒する。
これまで我が国の愚かな「有識者」達は「我慢すべきだ」と説いてきました。違います。それは相手をますますエスカレートさせ、我が国をますます危険に陥れるだけです。我が国の採るべき対応策は、例えばこの罵倒によって失う有形無形の利益を相手に与える事です。
国際社会では、この駆け引きが日々行われ、突出した逸脱行為が抑制されています。この「対応」が大き過ぎても小さ過ぎても、国際社会からの信認が下がります。「外交音痴め」と。何故、我が国にだけ突出した逸脱行為が行われるのか。それは、我が国が、相手が何をしても何の心配しないでも済む様に「我慢している」「外交音痴」だからです。
なお、中共が「第2次大戦の戦勝国」と主張するのは誤りです。我が国と戦った主要な相手は弱兵ではあっても国民党軍であり、講和の相手国は中華民国です。戦後1949年10月1日に建国された中華人民共和国ではありません。継承国家と主張するのは勝手ですが。
以下、記事。
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16日付の中国共産党機関紙、人民日報海外版は、「日本は米国の資産か重荷か」と題した論評を1面に掲載した。「第2次大戦の戦勝国」として「日本が軍国主義の道に戻ることを防ぐため」に米中が提携するよう呼び掛けた。
論評は、中米両国は「盟友」として「日本鬼子」を打倒したと、日本人への差別用語をそのまま掲載。安倍晋三首相の靖国神社参拝などへの強い非難を米国が避けているとして不満を表明した。
その上で、日本を「仮釈放された犯人」と断定。「日本が誠実に罪を悔い改めれば人となる機会を与えてやる」が、「そうでなければ仮釈放の時間は無限だ」と決め付けた。