2014/01/14 16:57

《文革の元紅衛兵、相次ぎ謝罪 背景に習政権の毛路線模倣への懸念》

習近平政権が毛沢東を模倣した政治運動を展開し、文革再来への懸念が広がっている、それを文革経験者らが「自らの罪を公にすることで、それを阻止しようとしている」。

最近、経済ばかりに関心がいきがちな中国ですが、わずか40年前に死者1000万人以上、被害者数1億人以上との説もある「文化大革命」を産んだ共産党一党独裁中国の政治情勢。

日本では「文革」など過去の事、と安易に考えている人が多いでしょうが、現場である中国では今、真剣に「再来阻止」に立ち上がらなければどうなるか分からない、と考えられている事を示しています。

「隣国とは仲良く」と考えている人にこそ、その相手の今の様子を知ってほしいと思います。

以下、記事抜粋。

 1966年から76年に中国全土を席巻した文化大革命中に、教師や知識人らをつるし上げ、暴行を加えた紅衛兵による被害者への謝罪が昨年から急増している。中国メディアによると、著名な紅衛兵リーダーだった宋彬彬(そう・ひんひん)氏が12日、北京で文革を反省する会合を開き謝罪した。背景には、習近平政権が毛沢東を模倣した政治運動を展開していることを受け、文革再来への懸念が関係者の間で広がっている事情があるとみられる。

 北京の改革派学者によると、習国家主席が毛沢東時代さながらの政治運動を展開、「改革開放以前の歴史を否定すべきではない」と文革肯定とも受け止められる発言をしたことに対し、改革派や文革経験者らが危機感を強めているという。この学者は「彼らは自らの罪を公にすることで、歴史の悲劇の再来を阻止しようとしている」と指摘した。