《裁判員の死刑、2度目の破棄=千葉大生殺害、二審は無期−東京高裁》
この村瀬裁判長は、明らかに「被害者1人の命よりも加害者1人の命の方が重い」という判断を下しました。私はこの判決は間違っていると考えます。
[一審判決は、竪山被告が出所から約2カ月半で、萩野さん殺害を含む強盗致傷、強盗強姦(ごうかん)など計8事件を起こした点を重視。被害者に死亡してもおかしくないほどの傷害を負わせており、「殺害された被害者が1人で計画性がないことが、極刑を回避する決定的事情とはならない」と判断していた。]
[村瀬裁判長は6月、今回と同じ被害者1人の強盗殺人事件で、裁判員裁判の死刑判決を初めて破棄し、無期懲役を言い渡しており、判断が注目されていた。]