尖閣のトカゲ、固有の新種。尖閣が早くから島嶼として独立し、大陸や台湾から隔離されていた事を示唆。DNA初解析で判明。
八重山日報だけが報じている様です。
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《尖閣のトカゲ、固有の新種 研究者「大陸から隔離」 DNA初解析で判明》
2017.04.23 八重山日報
尖閣諸島(石垣市)に生息するトカゲ属の集団が、中国大陸や台湾の同属の集団から系統的に独立した固有の新種であることが、栗田和紀・京都大大学院農学研究科ポスドク研究員ら3人の研究で明らかになった。従来、尖閣諸島と中国大陸や台湾は1万5千年前ごろまで陸続きだった可能性が指摘されていたが、著者の一人である太田英利兵庫県立大自然・環境科学研究所教授は、「尖閣がより早くから島嶼として独立し、隔離された状態にあったことを強く示唆する」としている。尖閣諸島の陸生生物を系統遺伝学的に調査した研究は今回が初めて。
センカクトカゲ(上、北小島産)とアオスジトカゲ(下、台湾産)の写真。いずれも幼体(栗田氏ら提供)
写真:美ら海・沖縄@110111112113氏より
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