エクアドルを日本政府は見習って下さい。
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《ガラパゴス諸島で違法操業の中国人20人に懲役4年、罰金6億4000万円の判決―エクアドル》
2017.08.29 レコードチャイナ
中国メディアの環球網などは29日、エクアドルの裁判所が同国ガラパゴス諸島海域で違法に操業したとして、中国漁船の船員20人に対して最高で懲役4年、罰金590万ドル(約6億4000万円)の判決を言い渡したと報じた。
ガラパゴス当局に摘発されたのは中国漁船の「福遠漁冷999」。船名からは福建省に母港がある漁船と考えられる。同船はガラパゴス諸島海域で、国際保護連合(IUCN)の危急種に指定されるシロシュモクザメを含む絶滅の恐れがある生物を漁獲していたとして摘発された。
エクアドルの裁判所は現地時間27日までに同漁船の船長に懲役4年、高級船員3人に懲役3年、その他の乗組員に懲役1年の判決を言い渡した。また、判決前にエクアドルの環境保護期間は環境の回復のために必要として360万ドル(約3億9000万円)が妥当としていたが、裁判所は大きく上回る590万ドルの罰金との判断を示した。
フランスの海外向けメディアのラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、ガラパゴスでは26日までの3日間、現地住民による中国漁船に対する抗議デモが発生した。エクアドルの首都、キトでも抗議デモが発生し、中国大使館に向けて「ガラパゴス諸島を侵犯するな」、「われらの海から立ち去れ」とのシュプレヒコールを浴びせたとの報道もある。
中国外交部(中国外務省)の華春瑩報道官は28日午後の定例記者会見で、同件について「中国政府は一貫して、いかなる形式の違法漁労についても反対している」、「中国政府は中国資本の漁業企業に対し一貫して、合法的な経営を行い海洋生態環境を保護するよう要求している」と説明した上で、「エクアドルの関係部門がこの案件を合法的に処理し、同時に中国側の関係人員と企業が当然受けるべき合法的権益を保障すると信じている」と述べた。(翻訳・編集/如月隼人)
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