09/14/2017 09:35:14 AM

北朝鮮は、米国を牽制し日本に核攻撃を行う意思と能力を持つに至りました。そして我が国の「非核三原則」など、全く一顧だにしていない事を常に明確に意思表示しています。

最早、「非核三原則」は無意味です。米軍の我が国への核持ち込みを公式に認め、更にはNATO諸国と同様の核シェアリングに踏み出さなければ、我が国の現実の本質的な安全保障は成立しない状況に至ったと考えます。

この現実を我が国国民は直視し理解し対応するのか、他国と異なり「被爆国」という情緒論が冷静な議論を封ずる事が問題となっていると思います。

《【北朝鮮制裁決議】「取るに足らない日本列島を核で海中に沈めるべき」北朝鮮が声明、決議採択は「国家テロ犯罪」》
2017.09.14 産経新聞

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は13日、国連安全保障理事会による対北制裁決議の採択を主導した米国に対し、「卑劣な国家テロ犯罪を再び働いた」と非難する報道官声明を発表した。北朝鮮の軍隊や国民が「憤怒と憎悪で反米対決戦に一丸となって立ち上がった」とも強調した。朝鮮中央通信が14日に伝えた。

 声明は、軍民が「米国の地を焦土化しよう」と要求していると指摘。米国と同調して採択を推進した日本に対しても「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ。日本はもはや、われわれの近くに置いておく存在ではない」との声が出ていると威嚇した。韓国に対しても、人々が「集中射撃で親米逆賊集団を掃討しよう」と叫んでいるとした。

 「信じるものは自分の手で握り締めた自衛的核戦力だけだ」と強調し、米国などに「地球も壊す絶対的力を持つわが軍民の恐ろしい気概を直視し、むやみに狂奔してはならない」と警告した。

http://www.sankei.com/world/news/170914/wor1709140018-n1.html

《【北朝鮮制裁決議】「日本列島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」 北朝鮮の暴言の裏には…金正恩政権が恐れる日本の“先制攻撃”》
2017.09.14 産経新聞

 「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」「日本はもはや、われわれの近くに置いておく存在ではない」。北朝鮮は、国民の怒りの声として、対外機関の声明でこう日本を非難した。合同軍事演習を続けた米韓に対するのと同等の強い言葉での糾弾だ。

 北朝鮮は「千年の宿敵」として、これまでも日本批判を繰り返してきた。だが、一つの発言からトーンが過激さを増す。小野寺五典防衛相が8月の就任後、北朝鮮のミサイル拠点を破壊する「敵基地攻撃能力」の保有を検討するとした発言だ。小野寺氏を名指しし、「日本列島は一瞬で焦土化できる」と警告した。

 北朝鮮は、先制攻撃を連想する米戦略爆撃機の朝鮮半島への飛来や、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の拠点を狙う米韓の「斬首作戦」にヒステリックに反発してきた。その戦列に自衛隊が加われば、北朝鮮にとって米韓軍を対象に描いてきた戦略が崩れることになり、何としても避けたいと恐れている裏返しといえそうだ。

 ただ、今回の制裁決議後の公式表明は「全面的に排撃する」とした13日の外務省「報道」にとどまった。報道は声明や談話より格が低く、政府声明で「正義の行動に移る」と威嚇した8月の制裁決議後の反発に比べ、水準を落としている。草案にあった金委員長の制裁指定や石油の全面禁輸など、北朝鮮にとって最悪の事態が回避されたことで、米国を含む国際社会の出方を探る思惑もうかがえる。

 かといって、制裁が履行されれば、経済への影響は避けられない。国民の声として日米韓との対決をあおるのも、内部結束を固める狙いとみられる。決議前には、採択されれば「最後の手段も辞さない」と牽制しており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を日本越しに発射するなど、新たな軍事的挑発に出る可能性も高い。(ソウル 桜井紀雄)

http://www.sankei.com/world/news/170914/wor1709140051-n1.html

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