《グランドキャニオン、新旧の地形が結合して形成か 米研究》
壮大な峡谷は、形成のされ方も壮大ですね。
以下、記事抜粋。
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米アリゾナ(Arizona)州のグランドキャニオン(Grand Canyon)は、地質学的に見ると500万年~600万年前に形成された「若い」地形だが、その一部の起源は7000万年前にまでさかのぼるかもしれないとの研究論文が26日、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」に発表された。
ニューメキシコ大のカールストルム氏は、「この研究を通じて、一部峡谷の年代は古いが、古い年代の古峡谷の中を通って流れるコロラド川の浸食作用が500万年~600万年前に始まり、それによって峡谷が一体化してグランドキャニオンが形成されたとの結論に達した」と述べている。