《「卑弥呼の鏡」は魔鏡…太陽光を反射し「文様」浮かぶ、呪術具で使用か 3Dレプリカ実験》
「卑弥呼の鏡」は、太陽光を反射し「文様」が浮かぶ「魔鏡」であった…。
「卑弥呼が魏の皇帝から下賜された鏡が含まれると考えられていたが、同様の鏡が中国で発見されていないことから、中国の工人が日本に渡り、製作したという説もある。」
驚きの「魔鏡」を用いた卑弥呼の邪馬台国はどこにあったのか。
日本の古代史は、謎に満ちています。
以下、記事抜粋。
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「卑弥呼の鏡」とされる3世紀後半の三角縁神獣鏡が、日光などの光をあてると反射光のなかに背面の文様が浮かび上がる「魔鏡」の構造だったことがわかり29日、京都国立博物館の村上隆学芸部長(歴史材料科学)が発表した。
三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)
鏡の縁の断面が三角形で、中国の神話に登場する神仙や霊獣の文様が刻まれた鏡。卑弥呼が魏に使いを送った景初3(239)年など、魏の年号が記されているものもある。このため卑弥呼が魏の皇帝から下賜された鏡が含まれると考えられていたが、同様の鏡が中国で発見されていないことから、中国の工人が日本に渡り、製作したという説もある。