2014/03/27 14:32

《【クリミア併合】独自の住民投票を検討 タタール人「他民族にも権利あるはずだ」》

ロシアが手のひらを返したように弾圧しないか、心配です。

以下、記事。

 ウクライナ南部クリミア半島で人口の約1割を占めるタタール人の民族会議の幹部シェフケト・カイブラエフ氏(59)は26日、ロシアがクリミア編入の根拠とした住民投票に異を唱えるため、独自の住民投票実施を検討していると述べた。

 タタール人が29日に臨時で開く最高意思決定の場で話し合う見通し。「一部の民族が住民投票で地域の帰属に関して意見を表明するのなら他の民族にも権利があるはずだ」と強調。決定した場合は投票の年内実施を目指し、他民族の参加も受け入れる方針だ。

 民族会議はクリミアで16日に行われた住民投票をボイコット。投票率が不正に底上げされたとして選管発表も批判している。

 同氏によると、29日の主要議題はロシアに協力するかどうか。クリミアで公務員として働くタタール人はウクライナ国籍を放棄し、ロシア国籍を取得しなければ解雇するとの圧力を受けている。嫌がらせも増えているという。タタール人はソ連時代、中央アジアに強制移住させられ、ロシアへの不信感が強い。