《「南京で30万人虐殺」 日本名指し批判 中国主席、独で講演》
南京攻略の際にあった事実は、軍隊同士の戦闘だけであり、日本軍は軍律厳しい行動を取り、民間人の虐殺など全くしていません。敗走する国民党軍が、自国の民間人を殺して服を奪い着替えて逃走した事実はありますが。
そして、習主席は戦争の死傷者が3500万人以上と主張しましたが、中国の主張は、どんどん変わっています。しかも国共内戦の犠牲者数が含まれていると指摘されています。
1946年 132万人 【国民政府統計】(軍人のみ)
1948年 440万人 【国民政府統計】(民間人)
1950年 1000万人 【共産党発表】
1985年 2100万人 【共産党発表】
1995年 3500万人 【江沢民発表】
記事のタイトルは「また中国主席妄言、南京で30万人虐殺と」とすべきですね。今回は、産経新聞も記事のタイトルが良くない。
以下、記事。
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ドイツ訪問中の中国の習近平国家主席は28日、ベルリンで講演を行い、「南京大虐殺」に言及し「日本は30万人以上を虐殺した」と強調した。習主席は「日本軍国主義による侵略戦争で中国人3500万人以上の死傷者が出た」と述べ、日本を名指し批判した。
ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の歴史を抱えながら近隣諸国と和解したドイツで、習主席自らが歴史問題をめぐって日本批判を展開し、安倍晋三政権と徹底対決する姿勢を鮮明にした。中国が「反ファシズムと抗日戦争の勝利70周年」と位置付ける来年に向け、国際社会での対日包囲網構築の動きを強める構えだ。
「南京大虐殺」をめぐり、中国の主張を第三国で一方的に述べたことに対し、日本側から反発の声も出そうだ。
(関連)
《「日中戦争の悲劇、鮮明に記憶」 中国主席、ドイツで対日批判/産経》
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140329/chn14032908560001-n1.htm