2014/04/18 3:27

中国では、国土の6分の1が国が定めた基準を超える土壌汚染。工業用地・跡地は3分の1、耕地は5分の1の土壌が国の基準を超えて汚染されています。そして中国の土壌汚染基準は殆どの項目で日本より緩い。輸入農産品の安全性が心配です。

《中国、土壌汚染も 全国の土地16%で基準超え 初の全国調査》

 中国環境保護省と国土資源省は17日、全国の土壌汚染の状況をまとめた報告書を公表し、調査した約630万平方キロの土地のうち、16.1%で国が定めた基準を超える汚染が確認されたと明らかにした。

 土壌汚染の全国調査は初めて。報告書は汚染状況について「楽観できない」としている。

 調査は2005年4月~13年12月に実施。鉄鋼業や製紙業などの工業用地やその周辺では36.3%、工業用地の跡地では34.9%でそれぞれ基準を超えた汚染が確認された。

 また耕地では19.4%で基準を超えており、主な汚染物質はカドミウムやニッケルなどとなっている。