2014/05/07 18:57

タイ、親中韓のインラック首相(タクシン元首相の妹)即時失職。当面、副首相が首相職を代行し、与党・タイ貢献党主導の暫定内閣は存続する見通し。タイがタクシン派、非タクシン派の闘争を克服し、腐敗も格差もない政情安定を実現する事を願います。

《タイ首相、職権乱用で失職 憲法裁が「違憲」と認定 政権派反発、対立激化も》

 政治混乱が続くタイの憲法裁判所は7日、国家安全保障会議の事務局長人事をめぐり、インラック首相が職権を乱用したと認め、違憲と認定する判決を言い渡した。首相は即時失職し、人事に直接関与した一部閣僚も同時に失職した。

 政権支持派は判決に強く反発。昨年11月から続く反政府派との対立がさらに激化し、タイの政治混乱が深まるのは必至だ。

 タイでは反政府派が、インラック氏の兄で国外逃亡中のタクシン元首相の帰国に道を開く恩赦法案に反対し、抗議行動を激化させている。憲法裁は反政府派に近いとされている。

 憲法裁は判決で、インラック氏が「人事に介入した」と認め、人事異動は「インラック氏と同氏の一族に利益をもたらすためだった」と指摘した。

 タイ憲法は下院が首相を選ぶと規定しているが、2月の下院選は反政府派の妨害で完了しておらず、7月20日にやり直し選挙を予定している。首相失職後は当面、副首相が首相職を代行する。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140507/asi14050716430004-n1.htm