昨日、共同通信発各紙が報じた「南京虐殺否定を無断加筆 ベストセラーの翻訳者」という記事が大誤報である可能性が出て来ました。同書の出版元である祥伝社が、著者ヘンリー・スコット・ストークス氏が同記事を誤りとする見解をHPに公開しました。
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『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』に関する各社報道について
平成26年5月9日
当該書の各社報道について、問い合わせをいただいておりますが、
あらためて著者の見解を確認したところ、以下のようなものでした。
著者からのメッセージを、ここに掲載します。
株式会社 祥伝社
著者の見解
1.共同通信の取材に基づく一連の記事は、著者の意見を反映しておらず、誤りです。
2.「(南京)虐殺否定を無断加筆 ベストセラー翻訳者」との見出しも、事実ではありません。
3.著者と翻訳者の藤田裕行との間で、本の内容をめぐって意思の疎通を欠いていたとの報道がありますが、事実と著しく異なります。
4.共同通信は、1937年12月に南京で起きた事に関する第5章の最後の2行の日本語訳が著者の見解を反映していないと報じています。共同通信は、問題を針小棒大にしています。
著者の見解は、「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。大虐殺という言葉は、起きた事を正しく表現していない。元々、それは中華民国政府のプロパガンダだった」というものです。
5.本書に記載されていることは、すべて著者の見解です。祥伝社と著者は、問題となっている2行の技術についても訂正する必要を認めません。
ヘンリー・スコット・ストークス
http://www.shodensha.co.jp/kokuchi/kokuchi.pdf
祥伝社HP
http://www.shodensha.co.jp/
(関連)
《南京虐殺否定を無断加筆 ベストセラーの翻訳者/共同》
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014050801001804.html