2014/07/22 12:34

安倍首相、25日から墨、特多、哥、智、伯を訪問、各国首脳と会談。今回の中南米歴訪で、第2次政権発足後、5大陸すべてを公式訪問。是非、中韓の反日宣伝を払拭し、親日的な各国との友好を固めて下さい。成果を確信します。

《安倍首相、中南米でも「資源外交」 チリと銅鉱山開発で協力強化》

 安倍晋三首相が25日から予定する中南米訪問で、チリと銅を中心とした鉱山開発分野での協力強化を打ち出す方針を固めたことが21日、分かった。世界最大の銅生産国であるチリに対し、日本企業による投資拡大や技術支援を表明する見通し。経済成長を続ける中国などで鉱物資源の需要が急増していることに対応する狙いがあり、安倍政権が重視する資源外交を中南米でも強化する方針だ。

 チリは鉱業が国内総生産(GDP)の1割強を占める主要産業で、とりわけ銅では世界の鉱石生産量の3割程度を占める最大国。日本にとっても最大の輸入先で、精鉱輸入量ベースで全体の5割程度を占める。

 首相のチリ訪問では、日本企業による鉱山投資の促進が打ち出される見通し。現在、チリではJXホールディングス傘下のJX日鉱日石金属など日本企業が関わる鉱山開発・生産プロジェクトが活発になっているが、さらなる投資拡大で両国の鉱山分野での協力関係を強化させる。

 技術支援では、チリ側の要望が強い生産コストや環境負荷の低減に資する内容を検討する。チリの鉱業は、生産コストの増大や銅価格の下落などといった課題を抱えており、高い技術力を持つ日本による支援が期待されている。

 銅は電線や家電など幅広い分野で使われており、産業分野で欠かせない鉱物資源の一つだ。日本国内では銅需要は減少傾向にあるものの、2020年の東京五輪に伴う建設ラッシュにより需要が増す可能性もあり、安定調達に向けた環境整備が欠かせない。

 安倍政権は資源外交に力を入れている。今月のニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニアのオセアニア3カ国への首相訪問でも、液化天然ガス(LNG)などの確保に向けた働きかけが行われた。

 首相は25日から8月4日までの11日間の日程で、メキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジルの順に訪問し、各国首脳と会談する。今回の中南米歴訪で、第2次政権発足後、5大陸すべてを公式訪問することになる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140722/plc14072208270006-n1.htm