2014/08/21 13:14

19日、米加州南部フラトン市議会で、韓国系団体が提案した慰安婦問題で日本政府の謝罪を求める決議が可決。市長を含めた市議5人中3人が賛成。同市を選挙区とする米下院外交委員長エド・ロイス議員(共和党)も同調。同市では先に、同団体が慰安婦碑の設置を提案。
中部サリナス市では、最近、韓国系団体が市議2人を食事会に招き、慰安婦碑設置の必要性を説明。市議2人は中南米系で慰安婦問題は知らなかった。州都サクラメント市では、韓国系が「慰安婦碑推進委員会」を結成、市幹部に働きかけを開始。
韓国の官民を挙げた「慰安婦性奴隷捏造宣伝工作」は世界中で強力に進行中であり、日本側は断固とした対抗措置を取る必要があります。

《米カリフォルニア州で「慰安婦碑」設置攻勢 韓国系団体働きかけ》
2014.08.20 産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州南部フラトン市で19日(日本時間20日)に開かれた市議会で、韓国系団体が提案した慰安婦問題での日本政府の謝罪を求める決議が可決された。同市では先に、同団体が慰安婦碑の設置を提案。同州中部サリナス市と州都サクラメント市では、慰安婦碑設置に向けて韓国系住民が市関係者らに働きかけを始めたことも判明した。在米日本人らによるグレンデール市の慰安婦像撤去訴訟が棄却されて以降、韓国系は相次いで攻勢を仕掛けている。

 フラトンで慰安婦決議と碑設置を提案したのは「カリフォルニア州韓国系米国人フォーラム」(KAFC)。KAFCはグレンデール市の慰安婦像設置を主導した団体として知られる。

 慰安婦決議は、市長を含めた市議5人のうち3人が賛成した。KAFCは碑設置について市博物館に提案。約20人の博物館委員らは今後約2カ月で碑設置の可否を決めるが、市議会で慰安婦決議が可決されたことが決定に影響する可能性がある。

 フラトン市議会には19日、米下院外交委員長のエド・ロイス議員(共和党)も顔を見せ、「日本政府は責任を認め謝罪すべきだ」と述べた。フラトン市はロイス議員の選挙区の一部。

 一方、サリナス市では最近、地元の韓国系団体関係者らが市議2人を食事会に招き、慰安婦碑設置の必要性を説明した。関係者によると、招待された市議2人はいずれも中南米系で、慰安婦問題が日韓間で政治問題化していることは知らなかったという。市議らに問い合わせた在米日本人によると、市議らは「まだ詳しいことは決まっていない」としているが、韓国系が市議らを味方につけ、多数派工作をしている実態が浮かび上がった形だ。

 サクラメント市では韓国系が「慰安婦碑推進委員会」を結成し、市幹部に慰安婦碑設置の働きかけを始めた。韓国メディア「コリア・タイムズ」は、推進委所属の弁護士が副市長と面会し、碑設置の希望を伝えると、市側は碑の形態や資金調達案などの計画の提示を求めた、と伝えている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140820/amr14082020570015-n1.htm