2014/08/31 9:23

サンリオ本社「ハローキティは猫がモチーフになっています。“ハローキティが猫ではない”というのは言い過ぎです。ハローキティは猫の擬人化です」と誤解を訂正。サンリオの担当者は日本語で「擬人化」と表現したとのこと。結局、猫?

《「ハローキティは猫ではない」報道にケイティ・ペリーが反応、サンリオは誤解を訂正》
2014.08.29 エキサイトニュース

 米Los Angeles Times紙による「ハローキティは猫ではない」とする記事が海外のメディアやネットユーザーを中心に取り上げられているが、ハローキティのファンとして知られる歌手ケイティ・ペリーが自身のツイッターで、衝撃を受けている他のハローキティ・ファンを落ち着かせようとしたようだ。

 「大丈夫よ、ハローキティのファンのみんな、キティ・パリー(Kitty Purry)は猫よ」と大文字でツイートしたケイティ。「Purry」は喉を鳴らす猫のゴロゴロという音を表す単語で、ケイティ自身の名字Perryに発音が似ていることにかけたようだ。

 ことの発端はLos Angeles Times紙の記事。米カリフォルニア州ロサンゼルスの全米日系人博物館で10月11日(現地時間)から開催予定のハローキティ展覧会「ハロー!ハローキティのスーパーキュートな世界への体験」に関連する記事の中で、展示会用の原稿を用意したハワイ大学の人類学者であるクリスティーン・R・ヤノ氏が、ハローキティを“猫”と表現したらサンリオに訂正されたと伝えたことによる。

 「きっぱり訂正されました」とヤノ氏。「ハローキティは猫ではありません。彼女はカートゥーン・キャラクターです。彼女は小さな女の子。友達。でも猫ではありません。彼女は四つん這いになって描かれることは決してありません。彼女は2本足の生き物のように歩き、座ります」と記事の中で引用されている。

 Los Angeles Times紙ではサンリオに事実確認をした記載がないが、本件に関してゲーム関連ニュースサイトのKotakuアメリカ版がサンリオ本社に問い合わせたところ、「ハローキティは猫がモチーフになっています。“ハローキティが猫ではない”というのは言い過ぎです。ハローキティは猫の擬人化です」と返答があり、誤解を訂正したと伝えている。サンリオの担当者は日本語で「擬人化」と表現したとのことだ。

 瞬く間に広まった「ハローキティは猫じゃない」報道にはケイティのほか、歌手のジョシュ・グローバンが「ハローキティは猫だ。彼女には猫のヒゲや鼻がある。女の子はあんな風には見えないよ。このナンセンスを終わりにしてくれ!」とツイートしている。
http://www.excite.co.jp/News/cinema/20140829/Crankin_3251801.html