2014/09/10 3:53



温室効果ガスの大量排出国とエネルギー効率の悪い途上国に対し、温室効果ガスの厳しい排出削減を求める必要があります。

《温室効果ガスの濃度、過去最高を更新…毎年上昇》
2014.09.09 読売新聞

 世界気象機関(本部・ジュネーブ)は9日、主な温室効果ガスの世界全体の平均濃度が上昇を続け、2013年も過去最高を更新したと発表した。

 23日に米ニューヨークで開かれる国連気候サミットに報告する。

 世界各国の研究機関などが1984年から、二酸化炭素など大気中の温室効果ガスの濃度を観測しており、そのデータを日本の気象庁が分析して同機関に報告した。

 それによると、二酸化炭素の濃度は396・0ppm(ppmは100万分の1)で、12年に比べて2・9ppm上昇した。観測を始めてから上昇し続けており、増加量はこれまでで最も多かった。一酸化二窒素やメタンの濃度も前年より上昇していた。

 気象庁は「温室効果ガスを大幅に削減しないと、気候への影響は避けられない」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20140909-OYT1T50207.html