《正恩氏は足首手術…粛清「第2段階」50人銃殺》
2014.10.28 読売新聞
【ソウル=中川孝之】韓国の情報機関・国家情報院は28日、国会議員に対し、非公開で北朝鮮情勢を報告し、9月上旬に動静報道が途絶えていた金正恩(キムジョンウン)第1書記が左足首にできた嚢腫の除去手術を受けていたと明らかにした。
現在は回復に向かっているが、医師からは「再発の可能性がある」と診断されているという。
報告を受けた議員によると、正恩氏は今年5月、左くるぶし付近に嚢腫ができて筋肉も損傷したため、激しい痛みに苦しんだ。足首付近で起こる神経障害で、欧州から医師を招いて手術を受けた。
また、正恩氏は昨年末に政権ナンバー2の張成沢(チャンソンテク)氏を処刑して以降、張氏に近い幹部らを処刑する「第2段階」の粛清を進めている。今年に入り、党幹部ら10人余を含め、約50人が銃殺された。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141028-OYT1T50121.html